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前回の話 786 :鎮守府慰安労働:2015/01/20(火) 02 56 53 ID 0jvk/9ts 浦風との騒動から数日が経った。 風呂場で襲われて以降、浦風からの性的な接触は一切ない。 言葉を交わすほどには関係も回復しており、これといった問題は起きていなかった。 そんなある日の夜、東の部屋に来客があった。 「へー、田中少将ってそんな人物だったのか」 「そうそう! 生き方は不器用だったけど戦上手だったんだ!」 東の相槌に気を良くしたのか、夜にも関わらず長波のテンションは最高潮だった。 先の大戦では相手方からも国の名将と称されたほどの人物である。 戦果を上げても自らの手柄と声を上げることもなく、軍から栄誉に授かることもなかった。 アウトレンジ戦闘に固執していたため、果敢な作戦を好んだ軍と合わなかったのだろう。 あくまで戦上手、それでいて生き方下手と称したのはそういった部分だったのである。 時刻は既に夜も遅くなり始めるころだが、心から楽しそうな長波の話は東を飽きさせない。 今なお存命し、戦果を上げ続けているかのような身近な存在の話をしているようだった。 実際に会ったことのない相手にもかかわらず、思わず畏敬の念を抱かずにはいられない。 長波が一息ついたところで、脳裏に浮かんできた田中少将の姿に東の口から言葉が漏れる。 「一度会ってみたくなってきたな」 「おっ、東も分かってきたじゃないか。まぁ当然のことだけどね」 「ところで長波。話をしてもらったところで悪いんだが、門限は平気か?」 鎮守府の中には艦種別にそれぞれの寮が割り振られている。 長波は駆逐艦寮に入っているのだが、艦種ごとに門限は差別なく定められている。 門限が免除されるのは秘書艦のみであるのと同時に、管理人として見回ることもある。 思い出したように壁に掛けられている時計を見上げた長波の表情から血の気が引いた。 「や、やばっ。確か今の管理人って……しかもそろそろ回ってくる頃じゃないか!」 「すっかり話し込んじまったな、急いで戻った方がいいんじゃないのか?」 「だ、ダメダメ、もう見回ってる時間なんだから! あ、ごめん、匿って!」 「人の布団に飛び込もうとするんじゃねえ!」 血の気の引いた顔のまま、長波は頭から東の布団に滑り込んだ。 東が止めようとしたのも束の間、コンコンと乾いたノックが響く。 思わず振り返ると、風に消されてしまいそうなか細い声と共に秘書艦がやってきた。 787 :鎮守府慰安労働:2015/01/20(火) 02 57 34 ID 0jvk/9ts 「こんばんは、東さん。すいませんが長波さんを見かけませんでしたか?」 今日の見回りとして部屋を訪れた相手は、長波が恐れ、東まで固まってしまっていた。 鎮守府の中で指折りの、怒らせたら怖い一人であろう艦娘が見回りだったのだ。 十分な練度を持っているとして提督と大本営から改二を実装された軽巡洋艦、神通だった。 普段の大人しさと人当たりの良さからは想像もできないほどの、厳しい訓練で有名である。 特に駆逐艦に対しての訓練や、規律を守らない者に対しては厳しく当たっていた。 かすかに布団が震えているのは、必ずしも長波が震えているだけではないのだろう。 長波を匿っていることがばれたら、東自身もただでは済まない。 そんな恐怖感が、目の前に立っている神通の存在を大きく、そして恐ろしく見せていた。 喉が鳴るほどつばを飲み込みながら、東は悟られないように深呼吸をしながら口を開く。 「あ、あぁ、こんばんは。長波がどっか行ったのか?」 「えぇ。外出届は出ていないので敷地にはいると思ったんですが、ご存じないでしょうか?」 「悪い、ちょっと分からないな。見かけたら部屋に戻るように伝えよう、それでいいか?」 「お手数をお掛けします。長波さんは明日休日なので強く言えませんが、規律ですし……」 「まじめだな。分かった、見かけたら声をかけておく、神通ももう休んだらどうだ?」 「はい、ありがとうございます。では」 神通は小さく会釈をすると、そのまま東の部屋を後にした。 緊張がとけた東は大きく深呼吸を挟んで布団をめくり上げる。 「おい、もう神通なら行ったぞ。出てきても大丈夫だ」 神通が去り、ほっと一息ついたのも束の間だった。 布団に潜り込んだ長波に声をかけながら布団をめくると、思わず目を疑った。 考える暇もなく、信じられない光景を前に東は自然と口を開く。 「長波、お前、何してるんだ?」 「すー……はー……すー……はー」 布団の上にあったのは東の知る、男勝りのいつもの長波の姿ではない。 かといって神通の存在に怯えていた、一艦娘としての姿でもない。 そこには何故か顔を赤らめながら、枕に顔をうずめている長波の姿があった。 788 :鎮守府慰安労働:2015/01/20(火) 02 58 11 ID 0jvk/9ts どこからか聞こえてくる空気音は、間違いなく長波の鼻から漏れている。 「おい、長波ってば、聞こえてるのか?」 「あぁ、うん、聞こえてる、聞こえてるから。すー……はー……」 「全然ダメじゃないの」 東はすっかり呆れてしまっていたが、それも無理のないことだった。 勇ましく戦場で戦っている長波、尊敬する艦長として生き生きと田中少将の話をした長波。 神通におびえこそしても、いつだって長波は勇ましい姿でいたはずだった。 しかし今、東の目の前にいるのはまるで別人のような長波の姿だった。 勇ましい姿は欠片も見えず、一心不乱に枕に顔を押し付けながら深呼吸を繰り返している。 聞こえてるからとは言うものの、言っているだけでほとんど耳には入っていないのだろう。 枕から顔を離すそぶりはおろか、東を振り返る気配すら見えないのだ。 失望したというよりも驚き半分呆れ半分で、何とも言えない感覚だけが渦巻いていた。 「仕方ない、おい長波! しっかりしろってば!」 「う、うん、大丈夫……はっ!?」 「大丈夫じゃなかったぞ」 「この長波としたことが、すまん!」 「いや、謝る必要はないんだけど、いきなりで驚いただけだ」 「違う、違うんだって!」 なだめようとした東の言葉を跳ね除けるように、長波は布団から転がり出る。 勢いよく飛んだ布団を受け止める東を見る顔は紅潮しきっていた。 よほど恥ずかしいのか、心なしか瞳は涙で潤んでいるようにも見える。 まるで生娘のように両手で顔を覆い、どうしたらいいか分からない様子が見て取れた。 両膝を合わせて床にぺたんと腰を下ろしている姿は、まさに乙女としか言いようがない。 今にも泣き出しそうなほど小さく見える長波は、東も初めて見る姿だった。 やがてしばらく悶えていた長波は、落ち着かないまま言葉を吐き出していく。 「違うんだ! あたしはあんなことする気じゃなかった、神通さんから隠れただけだ!」 「そりゃ分かってる。今夜のことは忘れて部屋に戻れ、な?」 「布団に入ってからすぐ、本当にすぐだ! 息を吸った瞬間に、心地よくなったんだ!」 「暴露せんでいいから、何もいわずに今すぐ――」 789 :鎮守府慰安労働:2015/01/20(火) 02 58 51 ID 0jvk/9ts 「これじゃ変態じゃないか!? なぁ教えてくれ東! あたしは変態なのか!?」 「落ち着くのは難しそうだな」 取り乱している長波の姿に、東は頭を抱える以外何もできなくなっていた。 性に目覚め始めたことを恥らう中学生のような姿は、いかんとも慰めにくいもの。 しかし門限が過ぎるような時間にあまり騒いでも鎮守府全体に迷惑がかかる。 そう考えた東が取った行動は、とにかく味方を作ってやることと踏んだものだった。 「大丈夫だ長波。それはどうなのと思われるようなことなんて誰しもある」 「そ、そんなこと言われたって分かんないよ!」 「例えば俺だ。俺だってにおいを嗅いで心地よくなるなんてのは珍しくないぞ」 「本当か! あたしだけってわけじゃないんだな!?」 「もちろん。だからそんなに慌てることなんてない」 東の目論見どおり、長波の表情は一瞬でぱぁっと擬音が出そうなほど明るくなった。 自分だけがおかしいのではないかと言うのなら、まずは味方になって話を聞く。 敵味方の話ではなかったとしても、同じ立場に立てば仲間意識が芽生えることはある。 鎮守府で東が名を広め、多くの交友関係を築くことができた背景にはそれがあった。 しかし再び長波の表情が曇り出し、静かに手が自らの服にかかり始める。 慣れた手つきで夕雲型が身に着けている紫の上着を脱ぎ去り、純白のワイシャツがあらわになった。 あまりにも慣れた手つきに東が止めるのも間に合わず、気付けばボタンも外れている。 豊満な胸がわずかに露わになるのも構わず、長波は抜けきらない不安を当たり散らした。 「じゃあ証拠を見せてくれ。お前も心地良くなるって!」 「……お前、自分が何言ってるのか分かってないだろう。ひとまず部屋に戻れってば」 「分かってるから大丈夫、東も匂いで心地良くなるって分かったら気も楽だから」 「話を聞いてくれって! お前は変態なんかじゃ――!?」 「来てくれ、東」 今までの取り乱しようはどこへ行ったのやら。 不自然なほど落ち着いた声と共に、両手を差し出してきた長波の姿に東は息を呑んだ。 逆らい難くしているのは恐怖でも反論できないような長波の強制力でも何でもない。 ただそこにいる一人の美少女が、純粋に待っているという事実だけが東を縛り付けていた。 790 :鎮守府慰安労働:2015/01/20(火) 03 00 02 ID 0jvk/9ts どうしたものかと考えている間も、長波の視線は東を捉えて微動だにしない。 ただじっと待っている姿は、艦娘だからとか女だからとかいう問題ではなかった。 重い腰を上げた東の脳裏に、つい先ほどまで明るく話していた長波の姿がよみがえる。 田中少将の話を繰り返ししては、心から尊敬していた彼女に東は思った。 恐らく共感していたであろう部分は、決して生き方下手なのではなかったのだ。 (長波って、ただ純粋なんだろうな) もしかしたら匂いを心地良くなってしまう自分は、変態なのかもしれない。 もしかしたら東は庇ってくれているだけで、本当は自分とは違うのかもしれない。 もしかしたら東は自分と同じように、匂いを嗅いで心地良くなる仲間なのかもしれない。 方向性や話の展開はひとまず置いておいて、そこにあるのはどれも純粋な気持ちだった。 純粋な恐怖だったから東がかばってくれた時に嬉しがったし、取り乱したりもした。 本当にそうか否かを確かめたいから、今、両腕を伸ばして東が来るのを待っている。 ならばと覚悟を決め、東は長波と正面から向かい合おうとして――こけた。 「まそっぷ!」 「うひゃあっ!」 意味不明な悲鳴を上げながら転んだ東は、そのままうつ伏せに倒れ込む。 危うく頭突きをしてしまいそうではあったが、なんとか長波は身を反らして回避した。 悲鳴を上げながらも、咄嗟に反応したのはさすがに機敏な駆逐艦娘と言える。 しかし幸い中の不幸とでもいおうか、東の倒れ込んだ場所が悪かった。 「これが膝枕というものか、いい感じだな。しかし長波、そろそろ戻った方がいい」 「そういうことは仰向けになってから言え。鼻息がくすぐったいぞ」 「すまん。ついいい匂いだったもんでな、だが今日は帰れ。な?」 「いや、だけどあたしの話がまだ――」 「話したいことがあるなら聞いてやる。またいつでも来ていいから」 言葉を遮りながら服を着せ、長波を追い出した東の表情は暗かった。 何も考えたくないとでもいうように身を布団に投げ、ぼそりと一言だけ言葉を漏らす。 「匂いで興奮する挙句、駆逐艦相手に二回も過ちかけたのか……畜生め」 東の受難はまだ続く。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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~天龍様がお怒りのようです~ 「ハッ、だーらしねえなあ……」 「な~に~? なに読んでるのぉ、天龍ちゃん?」 「あぁ? これだよこれ! お前もこれ見てみろって、龍田!」 「ん~? 『ハードル高すぎ』、ってところ?」 「そうそう!ったく書く前から怖気づいてんじゃねえってのなあ? 艦娘の誰を書こうが何を書こうが、好きにしろってのさ!」 「そうね~。せっかく妄想をカタチにしたんだからぁ、それを見せて貰えたら嬉しいわよね~ぇ?」 「だろ? 俺もそう思うんだよ。もうこんな僻地に来てる時点で、同じ穴のムジナ、ってな?」 「なぁに? 同じ穴の兄弟って?」 「ブフゥゥーッ! ゲホゲホ!」 「やぁだぁ、天龍ちゃんてば、コーヒー汚~い」 「おまっ、龍田、何……ゲホゲホ! 言ってんだよ!」 「でもぉ、私、そういうウブな提督さんも、嫌いじゃないかもぉ~」 「は? バーカおっめ、肝っ玉の小さいヤツのどこがいいんだよ。だいたいそんな提督に着いて行けるか?」 「え~? 確かに作戦ではそうでもぉ、こんなイヤ~ンなスレに書き込むような提督さんはぁ、 ちょ~っとシャイなぐらいの方が、実は良いモノもってそうじゃな~い?」 「ふーん、そんなモンかねぇ。俺に言わせりゃ、書いてアップしてナンボだと思ってるぜ?」 「え~?」 「内容ともかく、ビシバシ書いてドヤ顔してるような提督の方が、スタンス的にモノは確かじゃねえか?」 「だあからあ、天龍ちゃん、ちがくってぇ」 「は?」 「『モノ』って、そっちじゃな・く・て……」 「何を言って――」 「だぁからぁ、提督さんたちのお○ンポのスゴさが――」 「だーーーーーーーーーー!」 「あらぁ~? どうしたの、天龍ちゃん?」 「バカ! バカバカお前っ龍田! どうしたお前、さっきからちょっと……ヘンだぞぉ?」 「何言ってるの、天龍ちゃん?」 「は、ハハ……なんだよ、何だよオイどうしっ……んぶっ?」 「ん……ちゅっ……ぷはぁ。ヘンなのは天龍ちゃんでしょぉ? 悪いお口、封じちゃうわよぉ?」 「はぁっ、おい、ひゃめろ、龍――んんっ!」 「ふふ……キスだけで、こんなにおっぱいの先っぽ、硬くしちゃってぇ。ほらほらぁ?」 「あんっ、おいっ……ひゃあああっ、だめ、だめェっ!」 「こんな夜中にぃ、独りでこんなスレ開いて、一体何をしてたのかなぁ?」 「うる、っせぇ! ころ、す……」 「くちゅっ……」 「ひゃ、あ、たつッ……舐めちゃ……イヤだぁっ!」 「相変わらず、おっきいのに敏感なおっぱいね~。ほら天龍ちゃん? よそ見しないでぇ、モニタ見てぇ?」 「は……え……?」 「このモニタの向こうでぇ、一体何人の提督さん達が、天龍ちゃんのエッチな姿を想像してるのかしらねぇ?」 「おま……たつ……何バカなこと……」 「でも天龍ちゃん、さっきよりも先っぽ硬くなってるわぁ? ほらっ、ほらほらぁ」 「あうぅっ!?」 「あらっ、天龍ちゃんの感じてる姿で、提督さん達のオ○ンポまで、ど~んどん、おっきくなってきたわよぉ~?」 「ひっ、ひあっ、畜、生ぉ……! やめろっ、たつ……あはぁんッ!」 「我慢できなくて、もうシゴいちゃってる提督さんもいる……聞こえるわぁ? しゅっ、しゅっ、しゅっ……って」 「ふっざけ……やめろぉ! 俺の胸まで……シゴくんじゃ……あはぁん!」 「天龍ちゃん、ヨダレ垂れてるわよぉ? そろそろ提督さんのオ○ンポの先からも、ヌルヌルが……」 「おひっ……もう……嫌だぁ……だめっ、ダメだ俺、ああ、たつ、たぁっ!」 「フフ……天龍ちゃん、もう逝きたいの~?」 「もっと、先っぽ……やめないでェ! あっ、あっ!」 「ほらほら、感じちゃぇ~! ぷちゅっ、じゅるっ、じるるるッ!」 「ふあああああ~~~! たつた! たつたあッ! たつッ……! 俺っ、も……! イッ……!」 「ぷはっ……ふふふぅ~」 「……えぇ? 何で……龍田ぁ……。 ハァハァ……も、もっとぉ! たつた……ってばァ……」 「天龍ちゃん、ご挨拶は?」 「は……何……を……」 「だァめよぉ。これから逝く前に、提督たちにご挨拶なさい?」 「やだ……ふざ……っけ……!」 「じゃあ、おしまいねぇ~。おやすみぃ~」 「……さい」 「ん~?」 「イかせて……ください……お願いします……! うぅ……」 「ふふふ……だれがぁ?」 「ッツ……! 俺、けい、じゅん……天龍が」 「どこでぇ?」 「おっぱいの……さきっぽ……」 「ふふふっ、何するところを~?」 「イく、ところ……を」 「ど・う・し・て・ほ・し・い・の?」 「提督たち……見てくださいィィッ!」 「よくできましたぁ~! ぶちゅうぅっ!」 「んはあぁぁぁぁぁ~っッツ! あっ! あぁッ!」 「ほらほらほら~! こんどはおねだりして~? 自分で言えるわね、天龍ちゃん?」 「ひゃあああ! おれ、てんりうがぁ、こんな……カチカチの……ちっ、ちくび、 いじらえただけで……イくとこ、見て、犯してッ! 提督のぶっといのでっ、犯してくらさいッ!」 「あらっ、提督さん達、しっかり聞こえたみたいよ~?」 「ほっ、ほんろに? ほんろ、たつたっ、あっ、うあ! はぁぁン!」 「うんう~ん! すごいすご~い! 提督のオ○ンポ、びくびくしながら天龍ちゃんの周りを囲んでる~!」 「ひゃめっ、あっ、こんな、距離……じゃ! 全部……あたっちゃ……はぁぁぁぁッ?!」 「ふふ、羨ましいわぁ~? この数じゃ絶対に、もう二度と浮きあがって来られないわね~?」 「ていとくぅ! かけてっ、おれのおっぱいに、白くてアツい……魚雷……あああああ!」 「エッチなおねだりねぇ。もうみ~んな、天龍ちゃんにメロメロよ? ちゅくちゅくちゅく……」 「あっ、もっ俺、だめェ!だめ、おれ、おれ、おれ…………あぐッ、い……イ……くゥ……!」 「ふふ……い~っちばん先に逝っちゃうのは、誰かしらぁ? ちゅううううっ!」 「ふあっ、イくっ、イくうっ! ッツ……は、はあぁぁぁぁぁ~~~~~んッ!!」 「はぁ、はぁ、はぁ、……天龍ちゃん、素敵な最期だったわよぉ?」 「は…… ウゥ…… うグッ……」 ビクッ、ビクン…… 「あらぁ~? ちょ~っとコーヒーのおクスリが効きすぎたみた~い。それじゃあ私たちはベッドで 続きをするからぁ、提督さん達? スッキリした顔してないで、もっかい妄想高めてねェ? と~っても素敵なSS、天龍ちゃんとふたりで、楽しみにしてるからね~」 ……あ、でもぉ、天龍ちゃんの初めては……ふふっ、死にたいのぉ~? END
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358 :3-91:2014/03/29(土) 06 06 33.52 ID S1E+yebI もう朝ですが投下します 提督×霞で「霞の早漏矯正とれーにんぐ」 ソフト淫語罵倒責め含む 当方にMの覚悟あり!という方もそうでない方も ちょっと長くなったので途中連投規制で間隔空くかもしれません 359 :提督×霞①:2014/03/29(土) 06 08 07.09 ID S1E+yebI 「ねえクズ司令官。ひとつ訊くけど、あんたって早漏でしょ」 「ち、違う……そんなことは……」 「……あたしの目を見て、本当のことを言いなさいな。早漏なんでしょう」 「ハイ、司令官早漏です……」 じっさい、いま霞が顔一面に、浴びるように司令官の白濁液をねばりつかせているのが、その何よりの証左だった。 霞は異臭のするそれを不快そうに拭いながら、とくとくと説教を始める。 「ほんっとにもう……ねえ。こんなにあっけなく射精しちゃうって、どういう了見? いい? 艦娘たちの日々の疲れを労って、時には体で“慰安”するのは、 この鎮守府ただ一人の男であるあんたの役目なのよ。 それが、こんなあっという間に暴発してて務まると思ってんの!? 正直言ってこれ、艦隊の士気に関わる問題よね?」 「おっしゃる通りです……」 そう、霞の指摘どおり、この鎮守府では司令官が艦娘の性的慰労を行うのは当たり前、という慣習があった。 この司令官とて、艦娘に求められて行為に及んだことは二度や三度ではない。 半ば無理矢理に求められては艦娘に搾られる日々。 それを見かねてか秘書艦である霞は、たまには司令官をいたわってやろうと、 この夜、彼を純粋に“気持ちよくするため”の奉仕を申し出たのである。もちろん司令官、これを二つ返事で受けた。 ところがソレを取り出して間もないうちに、わずかに擦っただけで司令官が暴発してしまった。 いわゆる過早発射である。 その速さたるや、きっとかの島風だって驚いて足を止めたに違いない。 そしてそのあまりの男としての不甲斐なさに、霞の怒髪が天を突き、今に至るのだった。 * 「これから早漏矯正訓練を始めるわ」 霞が冷ややかに言い放つ。 「返事は?」 「ハ、ハイ!」 「よろしい。せっかくだし今夜はねぎらってやろうかなんて思ってたけど、 そういうのはナシよ。はい、服全部脱いで、そこの布団に正座」 「ハイ……」 さっき霞の手であっという間に達してしまったバツの悪さもあって、ほとんど言いなり状態で霞の命令に従う司令官。 司令官が布団に座ると、霞も目の前に正座して向き合った。 ちなみに霞は服を着たままだ。 「とりあえずまずは、ちっちゃくなっちゃってるおちんちん、勃たせるわよ」 霞は言い放つと、細い腕を司令官の下半身に伸ばし、叱責されてすっかりしょげていた司令官のモノに手を添える。 「あっ……か、霞……」 まだ快感のじんとした痺れが残る部位に触れられて、司令官がうめき声を上げるが、霞は意に介さない。 「はいそこ、情けない声出さない」 片手で隠れそうな大きさに萎えてしまったソレを、霞は人差し指と中指と親指で、 つまむように持ち、くすぐるような指使いでこすこすと擦り立てていく。 単調にならないよう、ときおり先端の方にも指をすべらせ、皮の下に潜ったカリや亀頭部にも刺激をくわえる。 霞は顔射にはさすがに激怒するものの、ペニスそのものに嫌悪を抱いているわけではないらしい。丁寧な責めだった。 「ん、だいぶ硬くなってきたわね」 司令官も驚いたことに、ものの一分ほど霞の手の中でやわやわと弄ばれただけで、 彼のモノはかなり硬度を取り戻していた。砲は仰角を向き、先端を十分に露出させている。 「じゃあ最後にちょっとくわえるわよ、我慢なさい」 「え、くわえるって…うわっ!」 言うが早いか、霞は仕上げとばかりに隆起したペニスをはくっとくわえこんだ。 司令官は不意の刺激に思わず砲身ごと身体を震わせる。 霞の口淫は、今は射精させることが目的ではないので、舌も使わないごくあっさりしたものだ。 しかしその口内の湿りと、熱さと、何より普段まったく容赦を見せない秘書艦が、たとえ訓練という事情であれ、 自分に奉仕してくれている至福が、彼を否応なく昂ぶらせた。 霞は口の中でゆっくりゆっくり、スゥプをそそぐように竿に唾液をしたたらせる。 そして中のものがいよいよ最大仰角になったのを確認すると、 よけいな刺激を与えないようにそっと口から抜き、自分の唇の端のよだれを拭った。 「はい、これで準備完了ね」 「ハ、ハイ……」 たしかに今や、彼の怒張は天をも指さんぐらいにそり返り、誰が見ても臨戦態勢に変化していた。 そそり立った肉茎は期待に震えるようにひくひくと揺れ、その先端からは露のようなしたたりが垂れ、 霞の唾液と混じって全体をしっとり濡らしている。 司令官自身、たぶんあのまま霞の口内に包まれたままだったら、舌を使われなくても危なかっただろうという実感がある。 それだけに、これからの訓練と称する恐ろしい責めへの期待と、 もし耐えられなかったらどうなるのかという不安が胸にうずまいていた。 そんな心中をよそに、霞は「ちょっと借りるわよ」と言って、 司令官の脱いだ服の上にあった腕時計を取り上げ、それを左手首に巻く。 「いまからクズ司令官のための早漏矯正訓練、本番を始めるわ」 「……ハ、ハイ!」 「今晩の目標は、あたしの責めに10分間耐えることよ、いい? ちなみにもし途中で我慢できなくなっておもらししちゃったりするようなら、 どんなおしおきが来るかわかんないから、覚えときなさい」 「ハイ……」 * 「まずは手で5分間、するわよ」 霞はそう言って一方の手ですっかり熱く硬くなった剛直を握り、もう一方の腕の時計に目をやる。 「はい、スタートっ」 合図と同時に、静まりかえっていた部屋にちゅくちゅくという水音が響きだした。 その激しさは、さっきまでの萎えたモノを勃たせるだけの奉仕とは比べものにならない。 裏筋を、親指の腹で押すように強くなぞられ、 かと思うと、今度は指の輪でカリをしゅるしゅるとしごかれる。 ひとつひとつの責めに、快感が背筋をぞくぞくと這いのぼるかのようだ。 右手が竿をしごく役目に回ると、今度は左手が伸びてきて、 わずかに指を曲げた形の手のひらが亀頭の上にかぶせられ、くるくると舞い始める。まるで大道芸の傘回しだ。 亀頭をすっぽり覆った霞の手のひらの柔肉は、ただ置かれているだけでも、 尿道口、カリと敏感な部位にあますところなく性感を送り続ける。 霞の指の節が鈴口に触れ、こりこりと刺激されたとき、司令官は思わず声を漏らした。 「うあぁっ……あ、霞っ……も、もう少しゆっくり……」 「はぁ!? だらしないったら……あたしこれでも手かげんはしてるつもりよ?」 「そ、そんな……」 「いいから、お腹に力を入れて堪えなさい! さもなきゃ歴代海軍大臣の顔でも思い浮かべてがんばって萎えさせなさい」 「うぅっ……!」 結局、司令官がとったのは、霞から目をそらし、ぎゅっと目をつぶる、という方法だった。 実のところ、霞が自分のモノを一心にしごき立てている光景はあまりに扇情的すぎて、 それだけでも暴発に至りかねないような危険なモノだったからだ。 性に開放的な鎮守府で、そういう素振りを普段まったく見せない彼女が行うだけに、破壊力も大きい。 「なによ、親切に指導してあげてるのに、もうあたしの顔も見てたくないってわけ?」 ……しかしこれがかえって霞の神経を逆撫でしたらしい。 「……まあ、いいけど。じゃあこっちにも考えがあるわ」 そう言うと霞は、先端に集中していた責めを、しごき立てる動きに切り替えた。 とくとくと溢れている先走りをすくい取ると、それを竿に塗りつける。 そして根本から先端までを、容赦のないストロークで一気にしごき上げていく。 「~~~~~っっ!!!」 目をつぶっているだけに、音と感触で、霞が今何を行っているかがいっそう敏感に感じ取れてしまう。 手が上下するときに、指が小指から人差し指へと順番に力が加えられていき、 まるで搾られ射精をうながされるような感触。 ふっくらした手のひらに、ペニスをぎゅっ、ぎゅっ、と揉み込むように、 心地よく締め上げられ、こみあげる圧迫の快感。 淫猥さを煽り立てるような粘りのついた水音。 くちゅ、くちゅくちゅっ、くちゅ。 それらが激しくしごき立てられる感触と共に襲ってくるのだ。 やばい。耐えられない。 司令官がそう思った矢先。 「……はい、ちゃんと5分、我慢できたわね。ひとまず手のコースはおしまいよ」 時間終了とともに、霞は潮が引くようにあっさりと、責めを中断した。 助かった……と司令官は胸をなで下ろす。 この切り替えの早いドライさが霞の特徴でもある。 もしあのまま手の責めだけでも、10分間ぶっ通しで続けられていたら、発射しないでいるのは不可能だったろう……。 「はい、じゃあ次さっさといくわよ。口でするから5分間、堪えなさい」 * 「ちょ、ちょ、ちょっと待ってくれ霞!」 口でする、との言葉に司令官は大いにうろたえた。先ほど萎えてたのを勃たせるときに行ったあの責めを思い出したためだ。 舌すら使わないのに、あの快感。 あれを5分間手かげんなしでやられたら、我慢するどころの話ではない。 「なに? なにが『待ってくれ』なの? 先延ばしのつもり!? そういう姑息な手段をとるんなら、時間をさらに延長するわよ!」 「い、いや違う、そうじゃなくてその、霞、なんだ、あの……」 「言いたいことがあるんならはっきり言いなさい!!」 「ご、ご褒美!これに耐えきったらご褒美とかってないのか!?」 「……はぁ?」 またもや激昂しかけていた霞だったが、あまりに予想外の言葉に思わず呆れ顔を見せた。 「……ご褒美って、なによ? 何してほしいわけ?」 「た、たとえば耐えきったら霞を抱かせてくれるとか!!」 言い放った直後、司令官は部屋の空気が凍るのを感じた。 あ、これはまずいなと直感的に悟る。いつもの霞の怒りが爆発する前の静けさだ。 おそるおそる霞の顔色をうかがおうとした瞬間。 ベチィッ! 「へぶっ」 霞の平手打ちである。司令官の頬がいい角度に張られ、真っ赤なもみじが開く。 そこに悪役レスラーの追い打ちのような霞の痛罵が浴びせられた。 「……~~っのクズ!! 変態!!! そんなこと考えながらあたしの訓練を受けてたワケ!!?」 「……だ、だってホントは俺が暴発さえしなければ、させてくれるつもりだったんじゃ……」 「あたしは! あんたの溜まってる疲れをヌいてやろうとしただけ! 自分の上官を駆逐艦を抱きたがる変態に仕立て上げるつもりはないったら!!!」 いや、その理屈はおかしいと司令官は言いたかったが、とにかく霞の論理では、性的奉仕と男が女を抱くことはまったく別モノなのだろう。 ついでに駆逐艦に欲情するのはご法度らしい。酷な話である。 「ち、違うぞ霞! 俺は駆逐艦だから抱きたいんじゃなくて、お前だから…か、霞だから抱きたいんだっ!!」 「……は、はあぁ!!?」 霞、今度は本当の呆れ顔。 「そ、その、さっき思わず発射してしまったのも、霞がしてくれるっていうから嬉しすぎて……」 「と、突然なに言って……!!」 司令官がとつとつと語る告白に、今度は霞が頬を赤くする番だった。 それは霞が、司令官の言葉がただの言い逃れでなく、とっさに転げ出た本音だとなんとなく悟ったからに違いない。 「霞は……霞はこんな俺のずっと秘書艦を務めてくれるしさ、それにいつも俺にクズだの何だの言うのも、 本当は俺を鍛えようとしてくれてるからだって気づいてからは感謝してて……」 司令官自身、いきなり抱かせてくれと叫んでからの告白だったが、口にしていくうちに、自分でもこっちこそが本心なのだと気づき始めた。 霞が好きで、それだからちゃんと抱きたい。 ちゃんと抱きたいから、それにふさわしい司令官になりたいのだ。 「な、なぁ……だから霞、その、耐えきったら……」 「……まったく。いちいち言うタイミングおかしいったら……」 そう言う霞の頬は、怒りによってか照れによってか真っ赤だ。 「え? いま何て……おぶっ」 ベチィッ! 霞の平手打ちがもう片方の頬をひっぱたいた。 「あのねぇ、勘違いしてるようだから言っておくけど、あたしはあんたを鍛えてるつもりなんかないわよ!? ただみじめで情けないクズ司令に、身の程を思い知らせてやってるだけ!!」 いや、それならそもそもこんな親身になって訓練したりしないのでは……。 とは思っても、これ以上殴られたくないので口には出さない司令官である。 「……まあ、言いたいことだけはわかったわ……あたしを抱きたいって、ストレートに言ったその度胸だけは、ほ、ほめてあげる」 霞からは滅多に出ないその言葉に、司令官が思わず顔をぱっと上げた。 「……いいわよ。そのかわり、訓練は最後までやりとげなさい。 ちゃんと我慢できたら、そのときは……」 * 「じゃあいい? 10分よ。あたしが口でするから、10分間それに耐えること」 ふたたびお互い向かい合っての正座である。 さっきの手での奉仕を5分間耐えたのは、途中でゴタゴタが入ったためノーカウントとなった。 「正座だとやりづらいわ……ちょっと足広げなさい」 言われるがままに、司令官が正座の体勢から膝を60度ぐらいに開くと、そのスペースに霞が入りこんできた。 「じゃ、いくわよ……」 それが開始の合図となって、霞が司令官の太股の間へ顔をうずめた。 「うあっ……!」 今回の10分のカウントは、先ほどと違い、勃たせる時間も含めた10分となっている。 当然小さくしたままの時間が長引けばそれだけ司令官には有利だ。 しかし高揚と期待からすでに半ば大きくしていたモノを、濡らされ、ねぶられ、 口でもむもむと転がされては、耐えるどころの話ではない。 あっという間にソレはむくむくと鎌首をもたげ、霞の口に含まれたまま、最大まで育ってしまった。 そして、それと同時に霞が本格的な責めを始める。 まずは形を覚えこむように、それぞれの部位を舌がなぞる。 張り出した海綿体や、裏筋、カリ、鈴口の上を、ちろちろと、時にはひたっと舌全体をまとわりつかせて。 それが終わると、今度は余裕を見せつけるように、亀頭だけを口にふくみ、舌先や唇でソレをもてあそぶ。 敏感な部位を重点的に責められると、射精感よりも先に我慢できないくすぐったさがこみあげ、 まさに嬲られているようだった。 「ふ、ああぁぁっ……!!」 たまらず司令官は声を上げる。そうしないとこのまま雰囲気に飲まれ、 またたく間に射精に導かれてしまいそうだったからだ。 しかし霞がそれを咎めだてるわけでもない今、声は水音に混じってむなしく響くばかり。 むしろ、こんな駆逐艦の少女に責め立てられて声を震わせてしまう彼の情けなさを強調するようで、滑稽だった。 そんな司令官をよそに、霞は熱に浮かされたような献身的な責めを、命令に従う兵卒のような冷徹さで行っていく。 しばらく頬張って熱い口内で肉茎をもてあそぶ動きをしていた霞は、 つぎは頭を前後させる動きに切り替えたようだ。 一瞬、カリから下の部分までが空気にさらされる感触に司令官がとまどうと、 次の瞬間、一気に口の中へと引き戻される。 ペニス全体が、熱い湯にとっぷり浸かったような快感。 (あああぁぁっ……!) ちゅぷ、じゅぷぷ、ちゅぷ、と。 霞の頭が前後するごとに、快楽が襲い、また裸のまま外気に放り出されては、 再び快楽の洗礼に浸される感覚。まさにアメとムチだった。 (くっ、あと、あと5分……!) 今回は口淫のため、霞が時計を見ている余裕はなく、腕時計は司令官の左腕に付けられている。 追い詰められた彼が出来ることは、文字盤をひたすら見つめて、早く終わるのを祈るだけである。 「なによ、もう声を上げる余裕もなくなったワケ? クズ司令官」 ふいに、ペニスを責め立てるのを中断して、霞が話しかけてくる。 「もう早漏の単装砲、我慢できないの? 発射しちゃうつもり?」 さっき必死で照れ隠ししていたのもどこへやら、 司令官を責め立てるうちにまた霞らしさを取り戻したらしく、そんな風に煽り立ててくる。 「い、いや、お前の責めがあんまり単調で寝そうになってただけさ」 これに司令官は、軽口を叩きかえしたつもりだった。 しかしそのセリフを聞いた霞の表情が驚きに、そして次の瞬間、怒りの表情へと変わっていったのを見て、 彼は瞬時に、自分がまずいことを口走ったのを悟った。 司令官は霞に、本当の本当に容赦ない苛烈な攻撃を加える免状を与えてしまったのだ。 「……ふぅん、言うようになったじゃない」 それだけ言うと、霞は。 自分の唇を一度舌で舐めてから、司令官のペニスを口に含み、一気に吸い上げ始めた。 ちゅううぅっ、ちゅぷ、ちゅうう、と音が立てられるほどに。 「うあ、ああぁぁっ……!!」 強烈なバキュームに脳が灼けるような快感を味わわされ、ほとんど無意識に声を漏らす。 だが当然、手心は加えられない。 唾液がしたたり、淫らな音が響くのもおかまいなしの、霞のなりふりかまわない責めだった。 形のよい唇に根本はきゅうきゅうと締めつけられ、敏感な部位は絶えず舌に嬲られている。 そして熱を帯びた口内の粘膜に、根本から先端までの竿全体が圧迫されるのだ。 もはや霞の口内ぜんぶが、屈辱的な射精へと彼を送りこむために運動していると言ってよかった。 めくるめく快楽と共に、司令官は頭の中で霞の先ほどの言葉がリフレインされるのを感じる。 『もう早漏の単装砲、我慢できないの? 発射しちゃうつもり?』 終わるわけにはいかない。彼が背負っているのは、霞が罵倒の裏に込める期待なのだ(と、少なくとも司令官は信じている)。 そして何より、この責めを耐え抜いたあとでの「ご褒美」である。 ふいに、唇の締めつけが弱まる。と思うが早いか、それは砲身を上へ上へと滑っていき、カリに達して止まる。 次の瞬間、唇の中に包まれた亀頭だけが吸い上げられ、白く痺れるような快楽が弾けた。 (…………っ!!!!) 唾液でいっぱいの口内に優しく含まれ、激しく吸いたてられる感触。 神経の集まった先端だけをねぶられ、むずがゆさが昇華して快楽に生まれ変わったような感覚が花開く。 そんな中、ちろっ、とほんの気まぐれのように、霞の細い舌先が鈴口をくすぐったとき。 「……あっ…………~~っ……!!」 駄目だと思う間もなく。 ほとんど声もないまま、司令官は昇天させられていた。 とくっ、とく、とく、と精液が尿道をかけのぼっていく感触すらしっかりと感じられる。 それに誘われるまま、びゅーっ、びゅっ、と霞の口内に射精してしまう。 打ち出す度に、腰が震えるのがわかった。 「んっ……ぐっ、んむぷっ……!! んぅぅ……」 長々といじめ抜かれたため水っぽくなった粘液が放たれると、 霞は明らかな嫌悪の声を上げつつ、喉の奥で受け止める。 「~~~~~っっ!! ェホッ!!んぐッ、ケホッ!!」 そして司令官がようやく吐精を終えるやいなや、霞は彼の下半身を突き飛ばして咳きこんだ。 出されたものをしっかり飲みこんで、吐き出さなかったのは、ひとえに霞のプライドゆえだろう。 ひとしきりえづいてから、霞は司令官に向き直る。 「……っのクズ、出すんなら、一言出すって言ってからに……」 霞は途中まで言いかけた罵倒の言葉を、司令官の目を見て飲みこんだ。 「ええっと……ねぇ……まさか、泣いてんの?」 ……そのまさかだった。 霞の口淫によって絶頂に導かれた末、この司令官は。 全裸のまま、はたはたと涙を流し、背中を丸めて声もなく泣いていた。 ……あの。いきなり口の中に出されて、泣きたいのはこっちなんだけど。 霞はそんなことを思いつつも、かける言葉が見当たらずにいた。 そもそも、少女にあっけなく射精させられた大の男が次の瞬間はらはら泣き出したなどという場面において、 それにかけるべき適切な言葉が、この地上に存在するのか。 「……んーと……そんなに、あたしとしたかったワケ……?」 いろいろ考えた末に霞がかけた言葉はそれだった。 『ちゃんと我慢できたら、そのときは……“ご褒美”あげるから』 二人が先ほど交わした取り決め。霞の“訓練”を司令官が耐え抜いたあかつきには、霞が体を許すという約束。 もちろんこれは、たった今、3分ほどを残して彼が達してしまったためご破算になったけれど。 「あたしとご褒美えっち、出来なくなっちゃったから、それで泣いてるの? ……ねえ、答えなさいよ」 「う……うるさい……」 司令官、まさかの逆ギレである。 さしもの霞も、ここにきてその忍耐は切れた。 「ああ~~~っもう!!!」 怒声をあげつつ霞がとった行動は。 ぎゅむっ。 「うあっ……!」 司令官のモノを鷲づかみにすることだった。 「か、霞っ……何を……」 「クズ司令は黙ってなさい!!」 さすがにうめき声をあげた司令官を、ぴしゃりと叱って黙らせる霞。 「……もういいわ。クズ司令と話しててもちっとも要領を得ないもの。だからあたし、 こっちと――司令のおちんちんとお話することにしたわ」 そう宣言しつつ。霞は言葉どおり、司令官の顔ではなく股間を覗きこみながら、 咲き始めのつぼみに水をやるように、それに話しかけ出した。 * 「……まあ、あたしだって、クズ司令が女の子に二回も手や口でたやすく射精させられちゃったからって、 それでくやしくって泣いてるだけだなんて、さすがに思わないわ。 いっくら早漏おちんちんのみじめったらしくて情けないクズ司令官とはいえ、あたしが毎日きつい言葉ばっかり浴びせても、 ちっともへこたれないような図太い男だもの。そんなことで泣いたりしないはずよね」 息がかかるくらいの距離で、「おちんちん」に言葉をかけ続ける霞。 その一方で霞の手は、暇なときの手遊びのように司令官のペニスをもてあそんでいる。 触られ、息を吹きかけられるたびに、奇妙な形のソレが、ぴくぴくと首を振るように震えたり、 ほんの少し硬くなったり、大きくなったりする。 その様子はまるで本当に霞と「話して」いるかのようだ。 「くやしかったからじゃないでしょ? ほんとは、自分が情けないから泣きたくなっちゃったのよね? ね。だって、ちゃんとあたしの早漏おちんちんの特訓、我慢できたらあたしを抱くって、そう約束したのに。 その約束を守れないでまたおもらししちゃったもんだから、それで情けなくって泣いちゃったんでしょ?」 熱い吐息まじりに、霞の幼い声でつむがれる淫語を浴びて、また司令官の砲身はみるみる大きさを増していった。 二回も精を漏らしてしまったことなど関係ないかのごとく、その勢いはゆるぎない。 霞の方もそれを確認すると、手を上下させる動きに切り替えていく。 くちゅくちゅ、という水音とともに、やまない霞の罵倒。 「クズ司令官はきっと、男が女を抱くみたいに、ちゃんとあたしを抱きたかったのよね? ちゃんとおちんちんの辛抱ができる男になってから、あたしの駆逐艦おまんこの中におちんちんを入れて、 自分からたくさん腰を振って、それであたしを先に声をあげるくらい気持ちよくさせてから、 あたしがよがる声を聞きながら、自分もいっぱい、おちんちん気持ちよくなりたかったんでしょ?」 「あっ……く、ふあぁ……っ!!」 淫らでうぬぼれた男の心裡をあばきたてるように、霞の口調は激しさを増していく。 それとともに司令官の肉茎は霞の手の中で、赤面するみたいにカーッと灼熱する。 耐えかねた司令官が霞の頭の上で快楽の声を漏らすが、 股間に顔を近よせて「おちんちん」と会話している霞には知ったことではない。 「……あたしを抱きたくて、そのためにも早漏おちんちんの訓練がんばらなきゃいけなかったのに、 あたしの口にくわえられて、くちゅくちゅされたり、舌で舐めてもらうのが、気持ちよくってたまらなくって、 我慢できなかったのよね? それで、おちんちんに登ってくるキモチイイえっちな気分に負けちゃって、 白いおしっこびゅーびゅー、おもらししちゃったのよね?」 自分の密かに抱いていた欲望、霞に責められながら感じていた快楽のひと襞ひと襞を、そのままに言い当てられる恥辱。 そのたびに司令官の下半身は、かゆいような、もどかしいような、じくじくした快感に襲われる。 まるで霞の罵倒が矢となって、腰の奥、快楽の中心へ突き立てられるようだ。 「あたしとの約束も守れなくて、あたしを幻滅させちゃって、そんな自分が情けなくて仕方なくて…… だから何も言えなくて、ぽろぽろ泣くしか出来なくなっちゃった……違うかしら?」 そう言うとようやく「おちんちん」から目を上げて、司令官の顔を覗きこんで。 「そうなんでしょ? 司令官」 「か、霞……俺は、俺は……」 そう呟くやいなや、霞の肩を抱いて、その胸に顔をうずめる司令官。 「霞ぃ……こんな情けない司令官で、ごめん……」 くぐもった声で、彼はそう吐露する。 霞も別にそれを叱責することなく、 「はいはい。いいのよ別に……あんたが海軍始まって以来のクズ司令で、 すっごく面倒くさいヤツなの、あたしはもうよくわかってんの。それだけよ」 そんな風に言いながら、子供のように自分の胸の中に頭を預けうなだれる司令官を、 腕を回して(手は汚れているので)なんとなく抱きしめてやる。 股間にはあられもなく砲をいきり立たせて、全裸で少女に頭を抱かれる様は、それこそ情けなさの極致ではあったけれども。 何だかんだこの司令官も、自分の言葉と行動に責任を持つ男なのだ。 そうして自分の弱さのおかげでそれを果たせないときは、こうして悔やむ男なのである。 霞はその強さ弱さを、きっと十分承知しているのだった。 「なぁ、ところで霞……」 「……なに? 早漏おちんちんのクズ司令」 「そ、そろそろ、擦るのをやめてほしいんだが……」 霞の一方の手はいまだにさっきから司令官のモノに添えられて、それをちゅくちゅくと擦り上げる動きをやめないでいた。 「ダメ、やめるわけにはいかないわよ。おしおきのためなんだから」 「お、お仕置き……!?」 なるほど、霞の早漏矯正訓練を完遂できなかった司令官には、“お仕置き”が必要なのは確かだろう。 しかし、これではさっきまでの“訓練”と何が違うのか? と司令官が思った矢先。 ぷつ、ぷつ、と音を立てて、霞が余った方の手でゆっくりと、自らのシャツのボタンを外し出した。 「……か、かかか霞っ!?」 「うるさいのよ! 黙って見てなさいったら」 見てなさい、と言われなくてもきっと、司令官は目を離せなかったろう。 霞の肩の曲線から、スカートを吊っていた肩紐がするりと滑り落ちる。肘までの手袋も、リボンと靴下も、続いて布団の上へ。 そうしてシャツの前がはだけられると、海のようなブルーグリーンの下着の上下が露わになった。 ブラを外そうとするとき、霞は少しだけ羞恥の表情を浮かべる。 けれど、そのために手がもたつくようなことはなく、逆にそうした方が恥ずかしくないとでも言うように、 霞は一瞬の動作で、手早く下着を脱ぎ去った。 「さ、来なさい。司令官」 「え……うわっ!」 一糸まとわぬ姿になるが早いか、霞は司令官の首に腕を回すと、そのまま一緒に布団へと倒れ込んだ。 寝具の上、素裸のままの二人が、司令官が上、霞が下になって、折り重なる。 司令官が霞によって二度も登り詰めさせられた末、霞から引き倒されて、という経緯でさえなければ、 彼が夢にまで見たシチュエーションそのままだったに違いない。 「いい? 司令官」 状況に理解が追いつかず、口もきけずに混乱する司令官の目を見ながら、霞がささやく。 「このまま、あたしの中におちんちんを突き入れるの。 そしたらどうせ、あんたは耐えきれなくなってびゅっびゅってしゃせーしちゃうもの。 そのときのだらしないイキ顔、あたしに見せながら、イッちゃいなさい……それが、クズ司令へのおしおきよ」 上気した顔で、はずむ吐息で、霞はそう宣告する。 「か、霞っ!!? そ、それってその、もしかして俺へのご、ご褒美でぅごごっ!」 どもる司令官に、胸骨の下にするどい膝蹴りが入れられる。 「な、何度言わせんのよっ!! あ、あたしはっ! よく考えたら手や口でしてばっかりで、あんたがイくときの顔、 全然見れてないからっ! だからこうして正常位せっくすで、クズ司令の気持ちよくなっちゃったときのみっともない顔を見て、 思いっきり馬鹿にしてやろうって思っただけなんだったら!!」 「さ、左様ですか……」 一瞬、呼吸困難になるくらいのニーキックをもらいつつも、司令官はなんとなく悟る。 きっと霞の罵倒やら暴行やらは、特に理由のない暴力ではない。 それらは、ぜんぶ彼を遠慮させないための気遣いなのだ。 もしかしたら本人の照れ隠しもちょっぴり入ってるのかもしれない。 「霞……」 「な、なによ……」 膝蹴りはやりすぎたと思っているのか、霞の声は少し上ずっている。 「その、い、いいんだな……?」 「……いいも何も、お、おしおきだって言ってるじゃない。選択権はないわよ」 「そ、それじゃあ……」 そう言いつつ司令官は、霞の下半身におそるおそる指をすべらすと。 ほころびさえない、ぴったり閉じた霞の割れ目を、するするとなぞり出した。 「えっ、ちょっ……!」 幼いクリトリスはたぶん包皮ごと、割れ目の中にしまいこまれているのか。 司令官はその位置を探り出すと、二本の指ではさみ、揉み上げ、撫でまわしてやる。 「な、何やってんのっ!!? さっさと挿れなさいよっ!」 「いや、だ、だって霞のも濡らさないと挿れるどころじゃ……」 「濡らすって……だ、だからって、あっ、いやぁ、ちょっ! ダ、ダメェっ!!」 つぷっ、と。 司令官の指が一本、霞の入り口の中、せまい膣に締めつけられるようにしながら、すべりこむ。 未発達の膣内はまだそれほど快楽を受け止めるように出来てはいない。 けれどクリトリスを巻き込むように、指がつぷつぷと入っていくものだから、 その陰核への刺激が嫌でも快感を呼び起こしてしまうのだ。 霞は明らかな制止の声を上げたが、ちょっと意趣返しのつもりもあったのか、司令官はやめようとしない。 ちゅくっ。 「ん……?」 突き入れた指に湿ったものを感じて、引き抜く司令官。 見ると指を濡らしているのは、滴るほどの透明な粘液だ。 「か、霞……なぁ、もしかして最初っから濡れて……」 「は? ……な……う。うそ、バ、バカァっ!!」 霞自身、指摘されて初めて気がついたらしい。 真っ赤な顔で茫然自失している霞を見ていて、司令官は何を思ったか。 霞の中からあふれたもので濡れた自分の指を、ふと、親指でこすって確かめる。 「…………っ!!!?」 霞が声にならない声を上げる。 にゅち。指を離すと、その間に糸ができた。 「……粘ってるぞ」 「なっ……~~~~~~~ぁぁっ!! バ、バカっ!! クズ!!! 変態!!変態!!!! やめっ、やめなさいったら!!」 もはや平手を張る余裕すら失ったのか、霞はほとんど半狂乱で叫ぶ。 そこに、いつもの鬼教官然として気勢を張っている霞の姿は、ほとんど見当たらなかった。 もしかすると本当は、これが霞の“素”なのではないか。 「霞……」 「う、うるさいっ!! もう言わないでよっ! クズっ!! バカ、って、ん、んむッ……」 いつもの虚勢を張る霞も、余裕をなくしたとたん普通の恥じらう少女に戻る霞も。 どちらもたまらなくいじらしいと思ったとき、司令官は無意識に、口づけていた。 霞は一瞬息をうばわれたように固まると、一瞬目を見開いてから、唇から逃げようとする。 「んぅぅ……んむ、ぷ、はぁっ、やぁっ、ちょっと……あぁっ……! くぅぅん、んんッ……」 首をそむけて逃げる霞を、姫の後に従う従者のように追いすがって、再度口づけた。 今度は唇に舌をさしこみ絡まりあうように。 「く、んぅぅっ……んっ、ふぅぅ、んあぁぁ……」 舌を動かしてやるたびに、司令官の手の中の霞の身体は、むずがるように震え、跳ねた。 彼はその体が逃げ出さないように、せめて抱きとめてやる。 骨ばった肩や、同じく無駄な肉のないすべらかな腰に手を回したとき、 本当に言葉どおり自分は霞を“抱いている”のだと、彼は頭の奥で実感した。 「な、なぁ霞……」 「ふぅ、ぅ……な、なによ……あたしをまだ、笑いものにしたい?」 唇を離して、霞の呼吸がだいぶ落ち着いたのを見計らって、司令官は話しかける。 「いや、そうじゃなくてだな……」 ぶるん、と。司令官は自身の怒張するモノを指で持ち上げてみせる。 霞がちょっと顔を赤らめた。 「ごめん、その、もう……挿れないと、もちそうにない……」 なるほど確かに司令官の単装砲は、もうほとんど触れるか触れないかの距離にある霞の秘所の上で硬く屹立している。 さっきの霞の責めと、また自分に責められた霞の反応が、彼をここまで昂ぶらせたのだろう。 もしかすると膝蹴りすら興奮の要因だったかもしれない。 ともすれば小高い丘になっている霞のソコに触れただけで、どくどくと精を吹きこぼしてしまいそうだった。 ふ、と霞がこらえ切れないように笑い出す。 「ぷ、あっはははっ! あははっ、もう、ほんとーに、あんたって……」 「うん」 「早漏おちんちんの、クズ司令官よね」 「うん、霞の言うとおりだ」 その返事にまた霞が噴き出して、目尻の涙を拭いながら笑い声を上げる。 司令官も笑う。 自分の情けなさをさらけ出してでも、霞が本来の調子を取り戻してくれるのが何より楽しいのが、この司令官なのである。 「あはは、はぁ、はー……もー、ほんっとに、しょうがないったら……ね、そんなに、あたしの中に挿れたいの?」 「ああ……挿れたい」 「もうおちんちんの辛抱、できそうにないのね? ちっちゃいきつきつの駆逐艦のあそこの中で、たくさんおちんちん気持ちよくしたい?」 「うん……霞の中で、気持ちよくなりたい」 「ふふっ……そーよね。ほんと、見てらんないったら……」 言いながら、おずおずと自らの割れ目を、二本の指で広げてみせる霞。 「いいわよ、許可をあげるわ……あたしの中に挿れて、思う存分、おちんちんおしおきされちゃいなさい」 * 膝をM字に開き、自分の中心を指で広げていざなう霞の前で。 ひざまずきながら、そのぱっくりと空いたピンクの蜜穴に吸いこまれるように、自らの屹立を震える手であてがう司令官。 「霞……いくぞ」 「ええ、いつでも来なさい」 すでに濡れて透明に光るものを滴らせるソコを、谷型に割り開いて、司令官の剛直が押し入っていく。 霞が、注意しなければ気づかないほどに、ほんの少し顔を歪める。 ようやく首まで埋まった亀頭を押し返すように、洞の中はきつく、狭い。 どんなに霞自身は司令官のソレを受け容れようとしていても、幼い肉の抵抗は強烈だった。 「ね、ほら、もっと、奥、にぃっ……」 「あ、霞っ、わかってる……く、あぁっ……」 霞は司令官の首に手を回すように、司令官は霞の肩に手をかけるようにして。 二人は自然に、より深く繋がるための体勢になっていた。 それと同時に霞の深奥を目指す先端が、ぷつ、と、何か決定的な膜のようなものを貫く。 「いっ……は、ああぁっっ……!!」 霞の上げた声は、高く、痛切だった。 司令官は驚いて腰を止めるが、その途端、キッと向き直った霞に咎められる。 「なに、腰、止めてんのよっ……」 「い、いや、霞のためにと思って」 処女喪失の痛みで、霞の中自身がひくひくと収縮するのを、司令官は繋がっている部分から感じている。 「誰も、動きを止めていいなんて、言ってないわよっ……! あんたが腰を止めていいのは、 その早漏おちんちんが音を上げて、しゃせーしちゃったときだけなんだから……っ!!」 その言葉とともに、霞が痛みに震えていた足を持ち上げて、ぎゅっ、と両の脚で司令官の腰を抱く。 いわゆるカニ挟みの、容赦ない姿勢である。 霞がぎゅうっと、細い脚に艦娘特有の万力をこめると、後ろからの押し出す力で、 司令官は無理矢理に、霞の中へと自分の砲身を突き立てさせられた。 「う、あぁぁっ……!! 霞、霞ぃっ……!!!」 にゅく、にゅくく、と。 男を迎え入れるにはあまりに狭くきつすぎる穴。 その中に、自分の意思に関係なく挿入り込まされる感覚は、筆舌に尽くしがたかった。 分け入るたびに、お返しのようにぞぞ、ぞぞっ、とこちらの敏感な部位を刺激し、快感を与えていく襞の数々。 先ほどの霞の口の中などよりもずっと熱い、絡みつくような愛液で濡れそぼった秘肉の感触。 そしてずっぽりと肉茎の根本までが埋まると、同時に司令官の先端が、霞の最奥をこつんと小突く。 「ああっ……霞、な、んか、こりこりしたのに、当たって、うああぁっ……!!」 司令官の先っぽとちょうどキスするように当たっているのは、霞の子宮口の部分だった。 膣内のどこよりも、ひときわ固く締まった場所。 そこに自分の一番敏感な鈴口を、ぐりぐりと押しつけられている。 逃げようにも腰は押さえられていて、抜くことすら出来ない。 それが司令官の今の状況だった。 「んっ……ぜんぶ、入ったのね? ならそこ、しゃせーするのにはベストな場所じゃない? そのままガマンしないで、一番気持ちよくなったときに、ぴゅーっ、ぴゅーっ、って出しちゃったら?」 そう言いつつ、もっと強く腰を押し込むかのように、脚のホールドを強くする霞。 それでなくても、処女を突き破ったことによる達成感で高揚している司令官だ。 今の霞に拘束されているという焦燥感の中、子宮口での種付け射精をねだるような言葉を耳元でささやかれ続けては、 本当に霞の深部に押しつけられたまま、射精してしまいかねなかった。 「か、霞っ、頼む、腰、ひ、引かせてくれぇぇっ、先の方ばっかり刺激されて、このままだと、あ、くあぁっ……!!!」 「あら、おしおきに手心加えてほしいって、そう言ってるワケ? じゃあちゃんと、つかまえなくっても、しゃせーしちゃうまで腰振るって、約束できるかしら?」 「あぁぁっ……約束、約束するからっ……!! 脚、ほどいてくれないとっ……!!」 霞が痛みを耐えながらなのにも関わらず、主導権は替わらないような、そんな二人のやりとり。 あきれるように霞が脚をほどくと、司令官は入り口までペニスを引き戻す。 そして肩で息をしながら、おそるおそるの抽送を開始した。 霞の中が十分に濡れているとはいえ、相変わらず内側はキツいままだ。 あるいは本当に、霞の体そのものが彼に“おしおき”を加えているかのようだった。 「なあ、霞……霞は、その……気持ちよく、なってるのか?」 ピストンで弾む呼吸の合間に、司令官が質問する。 さっき引き抜いたとき、自らのモノに血がまとわりついていたのが、痛々しくて気がかりだったのだ。 何より、霞がただ苦痛でしかない時間を無理に平静を繕って耐え忍んでいるのなら、 それは司令官には我慢ならなかった。 「あたしが、気持ちよくなるかならないかは、んっ、おしおきに、かんけーないでしょっ」 霞がきっぱりNOと言わないのは……つまり、まったく霞自身感じていないわけではないからなのだろう。 霞は嘘は言わない性格だ。 「……関係ないってことは、霞が気持ちよくなってもいいんだな!?」 「え、あぁっ……!? ま、そうね、気持ちよくなるのは別に、んぅっ、悪いことじゃ、ないものっ……」 霞がしまったというような顔をする。 「……でもあんたに出来るの? いまだって、おちんちんがすぐにでも発射しちゃいそうなの、我慢してるんじゃない?」 「で、出来るかわからないけど、俺はせいいっぱい、霞にも気持ちよくなってほしいから、さ」 そう言うと、霞の薄い胸の真ん中に顔をうずめる司令官。 「あ、ちょっと、どっ……ドコ、舐めて……や、ああぁぁっ!!」 霞の胸の先端で、ひと突きごとに艶めかしく震えながら主張している、ピンクの突起。 司令官がそれを吸い上げたのだ。 ずちゅずちゅと太いモノが出たり入ったりしている秘裂の上で、 傘をかぶってぽつんと立っている陰核の部分にも手を伸ばす。 「ふ、やあぁぁぁっ!! あ、それ、つよすぎてっ……!! だめえぇっ……!!!」 敏感すぎて皮にくるまれている霞の秘芯を、霞自身の柔肉で挟んで揉むようにして、司令官の指が刺激してやる。 性に開放的なこの鎮守府に務めるせいか、その指使いは奇妙に器用だった。 「やぁぁっ……あぁ、ダメ、ね、こんなの、あたしばっかり気持ちよくて、 これじゃ、あんたがイッちゃうときのみっともない顔、見れないじゃないのぉっ……!!」 「だ、だいじょうぶだ霞、俺も、そろそろっ……限界、だからっ……!」 そう言うと司令官は、霞の脚を膝の部分でつかんで持ち上げ、二人の結合部が、霞の頭より上に来るようにしてみせる。 「え、ああぁっ……や、うそ、やぁぁ、こんな、姿勢っ……!!」 否が応にも霞の視界に入る、その結合部。 いままで司令官の表情にばかり注視していた霞の目の前に、自分がいま行っている行為の、 いちばん鮮烈な部分が、晒された。 自身の、処女を破られたばかりの幼い秘所が、 司令官の剛直をくわえて飲み込むようにして、それを離さないでいる様。 霞が下着を外したとき白く締まっていた恥丘は、 いまや上気したように赤く充血し、ぷっくりと熟れたように膨れている。 何より赤黒く勃起した司令官の砲が、霞のその最も秘された部分を征服し、 印を刻み込むようにして、ぐちゅぐちゅと上から突きこみ、犯しているのだ。 霞が思わず目を覆わんばかりの、卑猥な光景だった。 「霞、ほら、目、そらさないで、繋がってる部分、見てくれっ」 「や、ああぁっ、見ろって、なんで、ふ、んうっ……!」 霞が言われて目を向けると、確かに自身の征服者であるはずの司令官の怒張が、違ったものに見えてきた。 突きこむように激しく動いているのは、猛り狂っているというより、急いてるようにも見える。 ある瞬間を待ち焦がれながら、それを先延ばしにしたいみたいに。 とろとろと、その竿から滴る汗には、きっと霞からあふれ出した蜜ばかりではなくて、 ソレ自身がこらえきれずに零してしまった、先走りも混じっているだろう。 「な、霞、わかるだろっ……もう、根本の方、はち切れそうでっ……!!」 「あ、んぅっ、これが……そうなの? クズ司令のおちんちん、ん、やぁっ、あたしで、気持ちよくなっちゃってるのっ!?」 「ああ、そうだ、霞っ……! お前の中、きつくて、気持ちよすぎてっ……!!」 「ああぁぁっ……!! し、司令官も、あたしと同じ、なのぉ……っっ!!? く、ふぅぅんっ、腰のっ、ところっ…… ずくずくして、気持ちいい、えっちな気分が、登ってきて、お腹の奥、そわそわして、我慢できないっ……!??」 「うんっ……弾けそうだっ……!!」 その言葉を証明するように、司令官はさらに腰の動きを激しくする。 いまや霞の腰を宙に浮かせて抱えている司令官は、打ち付けるとき、 自身を押し込むだけでなく、霞の脚をも引っ張り、引き込むようにしていた。 二人が一番深くで繋がるたび、霞の最奥、子供を作るための部屋のドアがノックされる。 「あああぁぁっ!! んやあぁっっ、おく、奥ぅっ、当たってぇぇっ……!!!」 霞自身の性感が目覚め始めてきたのか、さっきは痛みで痺れていたためか、 同じ子宮口への責めで、今度は霞が悶えながら声を上げる。 「だめ、ダメェっ!! これ以上されたら、あたしっ、は、あぁぁっ、んぅっっ……~~~~~ぁぁああっっっ!!!!!」 霞の吐く息に合わせて痙攣し、一気にとろとろとした愛液をあふれさせる霞の膣内。 その襞に絡めとられ、収縮する動きとともに、きゅうっ、と絞られたとき、 司令官もまた絶頂していた。 「霞っ、俺も、霞と、いっしょに、ああ、く、ああぁぁっっ……!!!」 今まで腰の奥で、もどかしく疼いていたマグマ溜まりのようなソレが、 どぷどぷと、堰を切ったように霞の中にあふれ出してしまう。 霞の快楽をより深いものにするために、止めずに司令官が腰を打ち付けるたび、子宮口が鈴口にキスを繰り返す。 こりこりと先端をくすぐる感触は射精を促されているかのようで、そこに触れるたび、 司令官の先端は情けなくぴゅぅーっ、ぴゅっ、と白い精の糸を噴き出した。 そうして内側に熱いモノが放たれると、それを感じて霞が身を震わせる。 同時に霞の蜜壷も、精を少しでも奥へ飲み込むかのように蠕動する。 その霞の快楽に呼応するかのように、司令官もまた砲身を震わせ、 残りの精液を霞の中へ幾度となく漏らしてしまう。 途方もない快楽の連鎖が、どちらが果てるともなく続くかのようだった。 * 「……え~っと、あー、霞、さん? ……あの、霞?」 「うるっっっさいわね、この、クズ。今夜はあんたの方から話しかけるの、禁止」 布団の上で二人、行為の後のまま横になって。 司令官にとっては至福に等しい状況だったが、当の霞自身が、裸の背中をこちらへ向けたまま、振り向いてくれようとしない。 平手打ちこそ飛んでこないが、また霞の怒りに触れてしまった状況なのは明らかだった。 それが霞特有の癇気なのか、あるいは、女ごころ、という奴なのかは謎だったが。 ……触れるのは、OKなのだろうか。 そう思いつつ司令官は、おそるおそる、小さな肩を抱いてみる。 ピクリ、と霞が身じろぎした。 「……ねぇ、クズ司令官。あんたもしかして、『女は初めてを捧げた男には情が移って、その男の言いなりになってしまうものだ』、 なんて、そーいう下品な俗説とか信じてるワケ?」 霞の仕掛けてくるピロートークは、相変わらず辛辣である。 「いや、別に……というか霞が俺を盲目的に好きになったり、言いなりになっちゃったら、困るかな……」 「へーぇ、じゃあ、司令官はあたしがどういう風なのがお望みなの?」 けれど、今夜だけで霞の罵倒に対する受け答えだけは上達したらしい司令官。 「今のままが、いいんだ。今のままの霞が俺はいい。きっとこれから先も霞に、どやしつけられたり、はたかれたり、するだろうけど…… そうすれば俺が、お仕置きとかご褒美とか、そういう霞のお情けにすがるんじゃなくって、もっと強い男になったときに、 ちゃんと霞にふさわしいくらいの男になったぞって、自分で自分を誇れるって、そう思うから……」 「……あら」 「まー、それにきっと霞に好かれたって、こういう態度は変わんないというか、きっと前より辛く当たられるだけだし……」 「~~~~~!!??」 「お、おい霞、どうした?」 「な、なんでもないわよこのバカっ!!」 図星を隠すかのように、司令官の手を払いのける霞。 「……まあ、今まであんたのことを、何度怒鳴っても改善しやしないグズだと思ってたけど、 叱られてちゃんと前向きな風にとれるんなら、ちょっとはマシな男って思ってやってもいいわね」 そう言いながら霞、布団の上でもぞもぞと裸の胸を反らし、司令官の方へと向き直る。 「ねえ、司令官。じゃあもう一つ聞くけれど」 「うん、なんだ、霞」 「あんたは一応、あたしのことを先に気持ちよくさせちゃったワケだけど、そんなあんたが他の艦娘に、 逆に先に射精させられちゃうようだったら、あたしはどんな風に思うかわかる?」 そう言う霞の顔は、火照ったように赤く染まっている。 「コホン……ということで、ひとつ提案だけど」 「明日も早漏おちんちんの特訓、するわよね?」 * 霞の左腕に付けられた腕時計の針が、深夜を差す頃。 司令官は昨晩と同じ、裸に剥かれた姿で、布団の上に正座していた。 ただしその手は先だってと違い、縄で後ろ手に縛られている。 霞によれば無用な抵抗やなんやかやを防ぐためとのこと。 そして霞はそんな司令官の前に腰を下ろし、 その両のふっくらした足は、靴下のまま、司令官の砲身を挟みこむようにして添えられている。 「あの、霞……もう少しこう、何というか……手心というか……」 「はいはい、我慢なさいクズ司令官。よく考えたらあたし、 あんたがしゃせーしちゃうときのだらしない顔見るのに、この姿勢の方がちょうどいいのよ」 霞が足で擦り上げるごとに司令官の砲身はその仰角を増し、切なげに先走りの露を先端から垂らす。 あるいはその興奮には、霞が脚をもぞもぞさせるたび、短いスカートから見え隠れする下着も、一役買ってるかもしれなかった。 霞はそんな一挙一動に司令官が身をよじらせたり、切なそうな声を上げるのを、 どこか満足そうな顔で見つめている。 「ん、そろそろいいわね」 頃合いを見て霞が呟き、手の中のストップウォッチを10分間に設定する。 「はい、それじゃ、スタートっ」 +後書き 378 :3-91:2014/03/29(土) 07 40 48.05 ID S1E+yebI 霞の積極的な罵倒から、司令官LOVE勢に通ずるほどの愛を感じる末期 でもちょっとデレさせすぎたので、痛くなければ覚えませぬという真のマゾ霞ニストからはお叱りを受けそう とりあえず戯れなれば書き逃げにて 長々と失礼しました
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429 :名無しの紳士提督:2015/07/18(土) 15 18 08 ID tYVietT2 比類なきテクニックを誇る龍田おねえさん VS 底無しの精力を誇るショタっ子 ファイッ! 1発目 「あらあらぁ、まだ手でしてあげだだけなのに、もう出しちゃったんですか? 我慢の出来ないおさるさんですね」 「手だけでこんなに溢れさせちゃうなんて……フフ、お口でしてあげたら、どんなになっちゃうんでしょう♪」 2発目 「ん……すっごく濃ゆい童貞せーえき、頂いちゃいました♪ 御馳走様」 「腰がくがく震わせちゃって、可愛い♪ もーっと可愛がってあげますねぇ」 3発目 「2回出した後なのに、すぐ出しちゃって……。堪え性の無いお○ん○んさんには、せっくすはお預けです」 「ふふふ、そうですねー、あと2回頑張れたら、ご褒美あげますよ~?」 5発目 「はぁ~い5発目、よく頑張りました♪ えらいえらい」 「ぐすぐす泣きじゃくってるお顔、きゅんってきちゃいます♪」 「ほんとはお預けしちゃおうかと思ってたんですけど、特別に、『せっくす』、してあげますね」 「さ、そこに横になってください。お姉さんが挿入れてあげますからね~」 6発目 「やぁん♪ アソコが触れただけで出ちゃうなんて、そんなに私とせっくすしたかったんですか?」 「ゆっくり、ゆっくり挿入れてあげますから……初めてをお姉さんに食べられちゃう感覚、たっぷり味わって下さいね~♪」 7発目 「はぁい、ここがお姉さんの終点、大事な大事な、赤ちゃんの部屋の入り口ですよぉ」 「ここまで吐き出さずにいられたご褒美に……子宮口でお○ん○んにキス、してあげます、ねっ!」 「ふふふ、出てる出てる……子宮の入り口にびゅーびゅーしちゃってます♪」 「で・も、これだけで済むと思わないでくださいね?」 「精嚢がカラっぽになるまで、お姉さんが何度でも搾り取ってあげますから♪」 15発目 「よく頑張りましたけど……そろそろ限界でしょう?」 「さ、お姉さんの目を見ながら、『僕はお姉さんのモノです』って誓ってごらんなさい? そしたら許して……ひゃんっ!?」 「だ、だぁめ! クリちゃんはお触り禁止です! まったくもう……」 21発目 (い、一体何発出せばおさまるんでしょう、このおさるさんち○ぽ……) (膣壁に特濃せーえき擦り込まれて……それにもうずっと子宮でキスしちゃってます……) (まずいですね……そろそろ子宮が我慢できなくなっちゃいそうです) 「そ、そろそろ疲れたでしょう? お終いにしましょうか……え? まだ出来る?」 (うそぉ……ぁ、あ、また射精ぇ♥) 25発目 「そんなにクリちゃん触りたいんですか? ……どうしても?」 「し、仕方のない子ですねぇ……ここまで頑張ったご褒美に、特別ですよ?」 「こ、こぉら、がっつかないの! 包皮は自分で剥きますから……」 「いいですか? ここは女の子のお○ん○んのようなもので、とってもとっても敏感なんです」 「けっして乱暴にはしないように……優しく、優しくですよ?」 26発目 (ふぁ、ぁ……この子のゆび、きもちぃ♥) (たどたどしいのに、必死に私の感じる触り方探って) (私のクリちゃん滅茶苦茶にしたいって気持ちと、私を気持ち良くしてあげたいって気持ちが、せめぎあってて) (分かっちゃいます。この子の優しいところ、男の子なところが、陰核への刺激で伝わってきちゃって……それに) 「――おちんちん膨らんでます、ね。また、射精しちゃうんですね」 「お姉ちゃんも、ね、イっちゃいますから……だから、クリちゃん、いいですよ」 「思い切りいじって、たくさん気持ち良くして……あ、あーーーーーっ!!!」 27発目 「ふふふ……お姉ちゃんも、一緒にイっちゃいました♥」 「ほんとにもう♪ まさかおさるさんにここまでされちゃうなんて……え?」 「う、嘘……まだこんなに硬い……ち、ちょっと待って!」 「わ、私、ホントにイって、腰抜けちゃってて……少し休ませてぇ!」 「ゃ、やだ、押し倒すなんて、もう! 本気で怒っちゃいますよ!?」 「あ、ひ、ひぃぃぃいん!? や、なんで、なんでこんなに濃いのぉ……!?」 38発目 「ぁ、ぁ、ぁ、あ、ひ……うあああぁん♥……また、また出てるぅ……」 「もう、もう許して、ね? お姉ちゃんの負けです。最初にいぢめたことなら、謝りますから」 「そ、そんな……また動いて、っ!? ひゃうぅん!?」 (ぁ、駄目、見つかっちゃ駄目ぇ……そこ、そこGスポットぉ……) 39発目 (もう一時間以上Gスポット擦られてる……丁寧に、丁寧に。雁首で、こりゅこりゅってぇ……) (駄目、擦られ過ぎておしっこ、漏れちゃいそぉ……) 「あ、あのね? おトイレ、行かせてください。そしたらまたシてあげますから、ね?」 「こ、此処でって、そんなこと出来る訳無いでしょう!?」 「あっ!? 駄目、おしっこの穴、指で撫でちゃ……ダメ、漏れちゃう、もれちゃうぅ」 「だ、出したいって……駄目っ! 今射精は絶対駄目ですから!」 「今出されたら、ほんとに我慢できなく……や、やだ、お○ん○ん膨らんでるぅ……」 「せ、せめて顔、見ないで、ね? 射精されて漏らしちゃってる顔、みないで、堪忍してぇ……ぁ、ふぁ、ふあぁぁぁん」ジョロロロ…… 40発目 「ふぇ、ぐすっ…ひっく」 「……怒ってますっ!!! まったくもう……お姉さんをこんなに辱めるなんて。いけないおさるさんち○ぽなんですから」 「……え? 改めて話がある、ですか?」 「『お姉さんとケッコンしたい』って……じゃあ今日は、それを言うために?」 「ふふふ、まったく、とんだおばかさんですね♪」 「もう、私はとーっくに貴方に、モノにされちゃってるじゃないですか♪」 「そもそも、私が断ったらどうするつもりだったんですか」 「まさか、この私にあれだけ恥ずかしい思いをさせて、責任取らずにすたこら逃げるつもりだったんですか?」 「そんなのは許しませんよぉ。それに、ホラ……」 「気付いてましたか? 私の子宮、完全に下まで降り切って……。それに入り口も、とろっとろに蕩けちゃってます」 「ほぉら、亀頭が沈み込んで……そのまま腰を進めたら、きっとナカまで挿入っちゃいます」 「あなたがこうしたんですよ? 何度も何度も精液吐き出して、擦り込んで、お姉ちゃんの子宮を子作り準備万端にしちゃったんです」 「だからほら、こうして…んうっ!……ぁは、これで、赤ちゃんの部屋、挿入っちゃいましたね♥」 「さ、このままびゅーびゅー射精して、龍田を孕ませてくださいな……旦那様♥」
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42 :2-683:2015/02/10(火) 21 38 23 ID f0bhMS82 香取は衝撃的だった 見た目と言動が だからキャラ掴みやすいんだろうけど、書くの早いよ…… こちらは非エロだけど投下させてくれ 43 :2-683 比叡:2015/02/10(火) 21 39 10 ID f0bhMS82 「……ぁ、ひ、ひえー!! 射撃できないと思ったら、間違えてチョコ装填してました! 司令、あげます!」 自分は反応の仕方に悩んだ。 演習を行ったところ、旗艦であり秘書である戦艦比叡が、一度も発砲できなかったのだ。 自分の目で見た訳ではないから、そもそも発砲しようとしなかったのでは、と疑った。 そこで帰投する艦隊の比叡を問い質すべく岸壁で迎撃態勢でいたのだが、 艦隊解散命令してここにいるのが自分らだけになったその時。 比叡は主砲装填口から茶色の徹甲弾を取り出して私に差し出したのだ。 こら、そっぽ向いてないで此方の顔を見なさい。 そして比叡が放った科白が冒頭のそれである。 だから自分は悩んだ。 それを取り上げて叱咤すべきか、謝礼を通達すべきか。 昼食はあ号定食にすべきか、い号定食にすべきか、と言う程度の選択である。 要するに、下らない選択だ。 「あの、そう冷めた目で見られるのはつらいです」 「自業自得だ馬鹿者」 自分は下らない事で悩む為に静止しているうち、比叡は恐る恐る此方を伺った。 自分は比叡の言葉で我に返り、取り上げる選択を取った。 やはりと言うかまさかと言うか、これは茶系統に着色した徹甲弾ではなく本物のチョコレートのようだった。 「演習と言えどふざけるんじゃない。実戦なら死んでいるぞ」 「ふざけたんじゃないんですよ! 本当に間違えたんです!」 「尚更いかん!」 全く。 朝からどの艦もバレンタインだのチョコだの騒ぐし、秘書はこのような成りだし、 この鎮守府の規律は一体全体どうなっているのだ。 指揮する提督の顔が見てみたい。 「顔ですか。冗談の通じない仏頂面です」 ゴッ!! 「ったあ!」 「それ以上言うと叩くぞ」 「叩いてから言わないで下さいよぉ……」 手刀を叩き込んでやった。 元々こういう顔だし、時と場合を弁えない冗談等冗談にならない。 全く、全く、全く……。 44 :2-683 比叡:2015/02/10(火) 21 40 48 ID f0bhMS82 「で、姉妹にはやったのか?」 「え?」 頭を擦る比叡は、私の問いに惚けた。 此奴の艦橋は的外れと言うか阿呆な電報を打つ設計のようだが、もしや受信する事さえ困難になってしまったか。 自分の中ではずっと前から"残念"と言う一言に印象が集約していたが、それは今や"無念"に変わってしまった。 比叡よ。御召艦を務めた貫禄は風化しているが、ごく一部の人は、これから先も覚えてくれる筈さ。 私は自信がない。 「なんで憐れむような目を向けられているか分かりませんけど、怒ってないんですか?」 「む、まだ説教され足りないのか」 「いえもう充分です! 姉妹で交換しましたよ。特に、お姉さまには気合もばっちり込めました!」 そうかそうか。 その場に居合わせていないから姉妹の反応が果たして喜びのものだったかは分かりかねるが、殊勝な事だ。 あげるだけでなく貰うこともできたとは嬉しかったろう。 姉妹の仲が円満なようで微笑ましい。 個性的な艦が多種多様にあるが、此奴らは皆を照らす太陽のような輝きがある。 此奴の個性を表すように弾を模ったこのチョコを姉妹に渡す場面は、此奴の笑顔と共に眩しくも想像できる。 只最低限、アルミ箔で包む等はしたほうが良いと思うのだがな。 普通は包装にも入念に気を遣う筈なのだが、どこかずれた設計である此奴にそれを求めるのは諦めた方が良さそうだ。 「よかったじゃないか。で、私へのこれには気合は入っているのかな」 「あ、はい。それなりに」 反応の仕方に悩む事なく即座に苦笑を返した。 姉への贈り物について語った先とは随分な温度差だが、これも何時もの事なので今更である。 それでも、少し、ほんの少し妬ける。ここまで慕われている此奴の姉がだ。 だから少しの悪戯心ができた。 「ふうん。気合が入りすぎて徹甲弾と間違えたか、それなり程度の気合だから間違えたか、どちらだ?」 「そ、その話はもうやめてくださいよ……」 気まずそうな顔に一変した。 此奴はこう弄くると面白い電報を打ってくれるのだ。 だからやめろと言われてもまだやめない。 「演習を疎かにしてまで砲に仕込んでおく辺り、実は入念に気合を入れたのだろう? お前は不器用に愛を告白するヒロインか」 「っ! ぁ、愛って……」 45 :2-683 比叡:2015/02/10(火) 21 41 19 ID f0bhMS82 比叡は熱暴走を起こしたように顔を朱色に染めてそう呟いた。 なんだなんだ。本当にヒロインのようだ。比叡にしては上手く演じているな。 居眠りを隠蔽する普段の垢抜けなさを海に投棄してきたか。 な訳がない。これも隠すことすらできていない、しようともしていない本性だろう。 少しからかわれた程度でこう恥じるところこそ垢抜けない。 比叡は顔を染めながらもずいと顔を近付け訴えかけてきた。 近い。私は肩より上を後方に引く。 「それは義理ですよ! 司令には一応お世話になってますから、一応! 変な勘違いはやめてくださいよ!?」 勘違いも何もしていないから安心しろ。 只二度言う程大事か。その"一応"と言う添加物は。 逆に言えば貰えるだけ蔑ろにはされていない見方もできるので、素直に感謝しておこう。 ここで謝礼を述べずそれが仇となって蔑ろにされては目も当てられない。 「ありがとう。気持ちだけ受け取っておく」 「はい! ……はい? 今なんと」 しまった! 余計な一言まで……。 「司令、今"気持ちだけ"って言った? "気持ちだけ"って! 私が作ったチョコが食べられないんですか!?」 何故上から目線なんだ。 今時そんな常套句を使う人間は軍令部でも見た事はない。 比叡よ。お前が御召艦を務めた経歴があろうがな、他人に物を贈る時でも偉そうにするものではないぞ。 英国ではそういうものなのかもしれないが、そもそもここは日本だ。 「そんなことはどうでもいいんですよ! せっかく気合入れたのに! 特別な材料も入れたのに!」 その"特別な材料"と言うのが心配なんだ! 気合を入れるのはいいが道外れた物体まで入れていないかどうか! 見ろ。先程比叡から取り上げたままずっと手に持っているのに全く溶けていないじゃないか。普通のチョコレートか? 他に入れた材料が"愛情"とかであれば文句どころか謝礼を積み重ねるのだが、 此奴の艦橋の辞書に"愛情"という語句が書かれている等想像できないのでその可能性は視野に入らん! 然し此奴の言い分を信じるとして気合は込めて作ってくれた事に対してそのようにボロクソ言う等自分にはできない。 並に良心は備わっているからだ。 46 :2-683 比叡:2015/02/10(火) 21 41 53 ID f0bhMS82 「い、今は昼時前だからな? 今食べたら昼食が入らないから、その後でな……」 「本当ですか? 本当ですよ!? せっかくあ……っ!」 比叡は突然口を両手で噤んだ。 どうした。"せっかく"何を入れた。 「なんでもないです! 司令、早くお昼食べましょう!」 強引に手を引っ張るな。 そんな慌てなくてもこのチョコは恐らく原型を保ち続ける。 そのチョコは姉の主砲にこっそり潜ませておく事も考えたが、 引っ付いてくる比叡と良心を前に挫折した。 覚悟して口にした徹甲弾チョコだが、造形に反して攻撃的な味と言う事はなかった。 只、甘すぎるようだ。 比叡の私への愛情が込められすぎている、と言う事にしておこう。 秘書艦の奇行も程々に、デザート付の食事を終え自分らは執務に戻った。 +後書き 47 :2-683:2015/02/10(火) 21 42 24 ID f0bhMS82 以上である! これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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「んもぅー、ギリギリまで一緒にいたいのに。あなたも、一緒にお休みする?」 「…」 意味深なセリフを吐く目の前の少女…いや『艦娘』に内心ため息をつく。 「…馬鹿なこと言ってないで、さっさと入渠してこい」 「司令官ったら、つれないわねぇ…うふっ」 ゆっくりとした足取りで執務室を出て行く駆逐艦娘を見送り、俺はドサリと椅子に腰を下ろす。 …まったく、何を考えているんだか。 何の因果か艦娘達を指揮して未知の敵「深海棲艦」を叩く「提督」となって、はや数週間。 新米提督の俺には彼女…如月のような駆逐艦娘でも貴重な戦力であり、初期に出逢った縁もあって思い入れもそれなりにある。 見た目に反して(と言っては失礼かもしれないが)秘書としてはそれなりに有能なので、未だに秘書艦を務めてもらっているのだが 彼女の言動には未だ掴みきれないところがあり、慣れないのだ。 …いやまあ、正直に言ってしまうと、あの思わせぶりな態度にいちいちドキマギしているだけなのだが 中破姿であんな事言われたら嫌でも反応してしまう。ただでさえ目の遣り場に困るのだ。 俺だってあれが信頼ゆえの冗談の類だということはわかっている。 わかっているが、淡い期待をしてしまうのが男という生き物なのだ。 「…はぁ」 本日何度目かわからない溜息をついて、次の攻略目標を確認する。 「製油所地帯沿岸」。 まだ近場とはいえ、そろそろ敵の戦力が本格的に充実してくることが予想される。 俺にできるのは、鍛錬の計画を立ててやることと、艦娘の報告を元に手持ちの戦力で攻略方法を模索することだけ。 一緒に戦ってやることができないのは歯がゆいが、俺なんかが戦場に出ても邪魔なだけだろう。適材適所というものがある。 とにかく、ここを抑えれば燃料の調達に一定の目処が立つだろう。 資源はどれも不足しているが、特に燃料不足は我が鎮守府において喫緊の課題である。 うちの戦力も充実しているとは言えないが、一応俺なりには鍛錬を積ませたつもりだ。 ベストメンバーをぶつけて、あとは上手くいくようここで祈っているのみだ。 ******************************************************************************************************** 「…まさか、これほどとは」 提出された報告書を眺め、俺は顔をしかめていた。 大破2、中破2、小破1。撃沈艦こそ出さなかったものの、惨敗である。 初めて確認された深海棲艦。暫定的に「ル級」と名付けたそれは、既存の深海棲艦の火力を大きく上回るものだった。 おそらく戦艦クラスだろう。このような近海に出現するとは… 今までは比較的楽に進めてこれただけに、ショックは大きい。少々楽観視が過ぎたようだ。 「すみません司令官…私の力及ばず…」 報告書を提出した如月もまた、手ひどくやられていた。 「いやー、やばかったやばかった。ありゃあかなりの強敵だねぇ」 「gkbrでしたよ、ご主人様ぁ」 「水上爆撃機での攻撃も、ほとんど効果ありませんでした」 「やはり私達のような軽巡や駆逐艦だけでは力不足なのでしょうか」 「…かもしれないな。ともかく、対策を考えておく。 皆、ご苦労だった。損傷を受けたものはすみやかにドックに。今日はもう休んでくれ。 …あー、如月は修復後、執務室に来るように」 「…! は、はい…」 全員の修理が完了するのは、まあ3時間後といったところだろう。 消沈した足取りで出て行く皆を見ながら、どうしたものかと考えあぐねる俺だった。 「司令官。如月、参りました」 「ん。入ってくれ」 ガチャ、とドアを開けて入ってくる如月。まだやられたショックが尾を引いているのか、やはりいつもより元気が無い。 「修復は完了したか?」 「…はい。問題ないです」 「うむ、良かった。お前が一番やられていたからな、心配だった」 「は、はい。申し訳ありません」 「はは、別に責めたわけじゃないよ。ドックの妖精さんにお礼を言いな。…で、次回の作戦だが」 「っ!」 ビクリと肩を震わせる如月。 「…ん、どうした?」 「い、いえ…」 「そうか?…コホン、製油所地帯沿岸の攻略にあたってだが、対策として…まあ対策と呼べるほどのものでもないな。 鍛錬を積み、挑むだけだ。目標として、今回攻略にあたった全員を改造できるレベルにまで引き上げる。 特に北上と千歳は、改造することでかなりの強化を期待でき―どうした?」 「え…?」 如月は呆然とした面持ちでこちらを眺めている。 「い、いえ…あの、より強力な艦の採用は考えないので?」 「うむ…俺も考えたんだがな。建造、運用ともに我が鎮守府の台所事情ではちと厳しくてな。 今のメンバーを強化する方針で行くことにしたよ」 「…」 「…と、いうのは半分建前でな」 「え?」 「正直なところ、俺は今のメンツにはそれなりに愛着があるのだよ。もちろん今後限界が来るだろうが、 それまでは頑張れるところまで頑張ろうと思っている」 「では、私を呼び出したのは…?」 「何を言ってるんだ、君は俺の秘書艦だろう?今後の予定を把握しておく必要があるじゃないか。皆に伝えておいてくれ」 「…」 「…あー、本音の部分は伝えなくていいぞ、こっ恥ずかしいからな」 「…は、はい!では、失礼しますっ…」 ドアが閉まる音を聞を聞きながら、俺も今日のところは切り上げることにする。 そういや、今回は如月のセクハラ…もとい、社交誘惑(と勝手に名づけた)は無かったなぁ、などと考えながら 風呂に入るべく執務室を後にしたのだった。 ******************************************************************************************************** 次の日から、地道な鍛錬の日々が始まった。ひたすら近海の雑魚達を虱潰しに潰して回るのだ。 漣からは「ああ、ファンタジー北島ですね」などと言われたが…正直意味がよくわからなかったので適当に相槌を打っておいた。 まあ、時間がかかるのは否めないが、今のメンバーでいくならこれがおそらく最短ルートなのである。 そうこうしているうちに千歳が改造可能になり、その副産物である甲標的を同じく改造した北上に載せると効率は飛躍的に上がった。 もちろん彼女らにずっと付き合っている他のメンバーも着々とレベルを上げ、ついに全員が改造済みとなった。 「…ふむ」 俺はその旨を報告する報告書を満足気に眺め、それを持ってきた如月に目線を向けた。 「うん、ここまで強化すればなんとかなるだろう。如月、ご苦労だったな。皆にも伝えてくれ」 「は、はいっ!」 いよいよ明日、リベンジを決行する。如月も緊張しているようだ。 「できることはだいたいやった。あとは君たちの頑張り次第だ。期待しているよ」 「はい!で、では、失礼します…」 「ははは、そう気負うな。何なら添い寝してやろうか?」 「! お、おやすみなさいっ」 「ああ、おやすみ」 パタパタパタ…がちゃん。 うん、意外に可愛い反応するじゃないか。今までやられっぱなしだったがたまにはやり返すのもいいだろう。 そういえば最近は社交誘惑の頻度も落ちてきており、無ければ無いでなんとなく寂しい気もする。 まあ忙しかったしな。疲れていてはそんな余裕もあるまい。 俺も明日に備えて早めに休むとしよう。 ******************************************************************************************************** いよいよ翌朝である。埠頭にて、出発前の艦娘たちへの激励。 「えー、ごほん。本日はお日柄もよく―」 いやいや、なぜ俺が緊張してるんだ。 「ごほんごほん。えー、今日こそは諸君らの練度を見せつけるときである。 ル級は手強い相手だが、レベルが倍になった諸君らは十分対抗できると私は信じている。 各員の奮闘を期待する」 「はいっ!」「はーい!」「はい…」「はーい」「うーい」「はっ!」 「あー…最後に一つ。帰ってくることが最大の戦果だ。そこを忘れないように。以上」 「「「「「「「はい!」」」」」」 鍛え上げた艦娘達を送り出したあとは俺にできることはない。せいぜい執務室をそわそわと歩きまわるぐらいである。 近海なので結果はすぐ出る。その時を待つのみである… やけに長い午後が終わった。待ちきれず暮れつつある埠頭で待つ俺のもとに、ついに艦隊が帰投してきた。 「提督、第一艦隊、ただ今帰投しました!」 しかし、帰投の報告をしたのは長良であった。旗艦はもちろん如月だったはずである。 どくどくと跳ねる心臓を抑え、なるたけ平静を装って長良に声をかける。 「ああ、ご苦労だった。戦果と損害を報告せよ」 「はい。我が艦隊は製油所地帯の敵の排除に成功。次のエリアに進軍可能です。 損害ですが…」 どくん。 「―大破1、中破2。如月の損害が特にひどく、撃沈は免れましたが辛うじて浮いている状態です。 航行不能のため神通が曳航しており、到着は今しばらく―」 その後の長良の報告は耳に入らなかった。 練度が足りなかったか。慢心だったのか。いや、いくら練度を上げても損害をゼロにすることはできない。 しかし敵の火力が高いことはわかっていたはずだ。「愛着がある」程度の理由は艦娘をひどく傷つける結果となっても正当化できるのか。 自問自答が頭の中をグルグルと回り、後悔の念が押し寄せてくる。 「…わかった。よくやってくれた。損傷を受けたものは、すみやかにドックに入りなさい。その後はゆっくり休んでくれていい」 「はい、分かりました…あ!神通たちが到着したようです!」 「!」 急いで港の方を見ると、神通と彼女に手を引かれている如月がちょうど入港するところだった。 「神通!」 「提督!如月が、如月が…」 涙目の神通から、ぐったりとしている如月を受け取って抱き上げ、そのままドックへ走る。 「あ…司令…官…」 「! 大丈夫か、如月!」 「わが艦隊、は…やりましたよ…私も…ううっ」 「今は喋らなくていい、すぐに入渠させてやるからな…妖精さん!」 ドックに駆け込み、周りで飛び跳ねているドックの妖精さんを呼び集める。 「こいつを…早く直してやって下さい!」 「はーい」「またひどくやられましたなー」「まあ、なんとかなるです?」「しすてむじょう、ておくれはありえませぬゆえ」 「…っ、お願いします!」 ******************************************************************************************************** ドックの妖精さんに託したら、もう俺にできることはない。執務室に戻り、如月の修復を待つ。 当然仕事など手につかず、悶々とするしかできなかった。今日初めて自覚した、俺の中での如月の存在の大きさ。 艦娘とはいえ、あんな小さな娘に無理をさせてしまった。もう少しで俺は彼女を失うかも知れなかった。 その恐怖と己の愚鈍さへの自責の二重苦に苛まれ、どれだけ経っただろうか。コンコン、という控えめなノックの音に顔を上げる 「… 如月です」 「! あ、ああ、入りなさい」 「司令官…ご、ご心配を、おか、お掛け…」 「…かった」 「え?」 「よかった…帰ってきてくれて…」 「ああ、あのあの、司令…!?」 俺は思わず如月に駆け寄り、抱きしめながら泣いていた。 俺の腕の中にすっぽり入るほど小さく、そして温かい。 ここにいてくれることに感謝しながら、俺はいつまでそうしていただろう。 「あの…ご報告を…」 「あ、ああ…」 報告なら長良から受けたが、正直あの時は動転していたのでほとんど聞けていない。 何より如月から聞かないと、報告を受けたという実感が湧かない。 「わ、我が艦隊は、製油所沿岸にて敵主力艦隊を発見。前回の接敵時と同じく、戦艦『ル級』を確認。交戦状態に入りました。 戦闘の結果、敵艦隊の撃滅に成功。我が艦隊の損害は駆逐艦大破1、軽巡・雷巡それぞれ中破1。戦果と比較すれば、軽微と言えるでしょう」 「…」 確かに、戦果と損害の比較としてならそうだろう。しかし、俺には「駆逐艦大破1、軽巡、雷巡中破2」で片付けられてしまうそれを軽微と呼びたくない。 この小さな艦娘が傷つく姿を、軽微とは呼びたくないのだ。 だがそれは艦娘の前で言う訳にはいかない。俺は提督なのだから。 「…ああ、よくやってくれた。君は俺の自慢の艦娘だよ」 「ひぅ…っ」 頭を撫でながら労いの言葉をかけると、如月は真っ赤になって固まってしまった。 「はは、ちょっと気障だったかな。…ご苦労様。ゆっくり休みなさい」 「は、はいぃ…お、おやすみなさい」 「ああ…」 退室する如月を見送り、安堵と、さっきの自分の醜態に今更ながらに羞恥を覚えながら、 俺も就寝の準備を始めるのだった。 ******************************************************************************************************** 次の海域は「南西諸島防衛戦」。ここを突破すれば、いよいよ本格的に敵を叩くことになる。 なるのだが… 「…あ、あの、おは、おは…」 「…ああ、おはよう如月」 …如月の挙動がすっかり不審になってしまったのだ。 「は、はい…」 顔を赤らめて返事を絞りだす如月。 いや…これは挙動不審というか…どう見ても、その… 原因は明らかに先日の俺の所業だろう。どうやら図らずもクリティカルヒットしてしまったようだ。 今までイケイケな如月しか見たことがないこともあり、この如月はこの如月で破壊力抜群だった、おそらくこちらが素の如月なのだろう。 当然「接待誘惑」もぱたりと無くなったが、あれは無理してキャラ付けをしていたのだろうか? まあ、そのへんはこの際どうでもいい。問題は如月の秘書業に支障が出ていることと、 ついでに他の艦娘たちの「早く何とかしてやれや(意訳」な有形無形のちょっかいがうざったいことである。 しかし、そんなことを言われても俺は提督である。個人的にはその…非常に嬉しいのだが、立場上その気持ちに応える訳にはいかないのだ。 それにこっちだってこんなことに手馴れているわけではない。…困った。 「情報によると、南西諸島には空母が出現するらしい。なので、千歳を重点的に鍛えようと思う。 …あー、それでだな。一時的に千歳に旗艦を務めさせてみようと思うのだが…」 「…はい」 あーもう、そんな悲しそうな顔をするな! 「あくまで一時的な措置だぞ。南西諸島防衛戦には君にも頑張ってもらうつもりだ」 「はい…では、千歳さんをお呼びしてきますね」 しゅんとした様子で退室する如月。 …はぁ。何とかしてやりたいのはやまやまなんだがなぁ… ******************************************************************************************************** 「提督。千歳、参りました」 「ああ、入ってくれ」 如月に呼ばれてきた千歳に、次の海域での作戦の概要を説明する。 「――というわけだ。期待しているよ」 「了解です。…ところで提督、なにかお悩みですか?」 雰囲気を察したのだろう、千歳は目端が利く。…そうだ、彼女に相談してみるのもいいかもしれない。 「いや、どうしたものかってね」 「ふふ、如月ちゃんのことですね?」 流石である。 「受け止めてあげればいいじゃないですか。よっ、色男!」 「あのなぁ…そう簡単な話じゃない。俺は…提督なんだ。艦娘と特別な関係になる訳にはいかない」 「それは規律的な意味でおっしゃってるんですか?」 「そうだ。万一そんなことになってしまったら、おそらく業務に支障が出るだろう。 贔屓をするなと如月に反感を持つものが出てくることも考えられる。第一、あんな小さい娘と―」 「提督は、あの娘のことをどう思われているんです?」 俺の台詞を遮って、千歳が質問をぶつけてくる。 「…うちの大事な艦娘の一人だ」 「そういう意味で聞いたのではないとお分かりのはずです」 「…」 くそう。「全てお見通しです」みたいな顔してやがる。 そう…俺だって、如月にどうしようもなく惹かれているのだ。如月を失いそうになって初めて自覚した、自身の気持ち。 千歳相手では、どうやら隠し通すのは無理なようだ。 「…そんなに俺、バレバレか?」 「はい」 マジかよ。即答されてしまった。 「提督。あの娘が以前、どうして誘惑するようなセリフを言っていたか御存知ですか?」 「…いや…」 「あの娘はですね、『前』はほとんど何もできないまま沈んでしまったんです。 ずっとそれを気にしていたと、せめて『ここ』では、役に立ちたい…活躍したい、と…そう言っていました」 「…!」 「だから、ちょっと無理してでも積極的に振る舞って。あれが、あの娘なりの精一杯のアピールだったんでしょうね。 もちろん、提督はそんな誘いに乗らないというのはあの娘もわかっていたでしょうけど。 でも…製油所地帯沿岸の攻略で、だいぶ心境に変化があったみたいですよ?」 「…?この間の戦いで?」 俺が如月にアレ(泣きつき&クサいセリフ)をやらかしたのは、つい先日のはずだが… 「どういうことだ」 「ふふ…本人に聞いてみてはどうですか?」 千歳が言葉尻をドアの向こうに向ける。…え、まさか… 予感は残念ながら大当たりし、頬を染めた如月がドアの影から姿を現す。やばい、全部聞かれてたか…? 「では私、ちょーっと野暮用で席を外しますね。しばらくは帰ってきませんし、 この部屋には誰も入ってきませんからご心配なく~♪」 「お、おい!」 無責任にもそう放言していなくなる千歳。ドアがバタンと閉じられて、静寂が執務室を支配する。おい、どうすんだこれ… …と、如月は無言でこちらに近づいてきて、俺のそばまでやってくる。やばい、どうする。 「あ、あのな如月…」 「以前、ここに呼び出された時です」 「え…」 「私達が製油所地帯沿岸の攻略に失敗して、ボロボロになって帰ってきた時です。 所詮、私は旧式の駆逐艦。あんな深海棲艦に、とても敵わない。私はもう司令官のお役に立てないって思いました。 ですから入渠のあと呼び出された時、きっと私は艦隊から外されてしまうんだって。い、いよいよお役御免だって。私、すごく怖かった。 でも…」 如月の目からポロポロと涙がこぼれ落ちる。 「でも、司令官は、き、如月のこと、使ってくれるって。私は秘書艦でいいんだって。 わ、わたし、まだまだお役に立てるんだって。嬉しくて…気づいたら、司令官のこと、す、好きに、なっちゃってました…」 …そうか。あれがきっかけだったのか。思えば、あの頃から如月の雰囲気は変わっていたっけ。 「…最初は諦めようって、忘れようって思ってました。司令官は司令官なんですから、こんなこと言われたって困るだろうって。 司令官だって、あくまで私を艦娘としてああいうことを言ってくれたんだろうし、私だけに向けられた優しさではなかっただろうから。 でも、大破して帰ってきた私を、あんなに必死に抱きかかえて、ドックまで連れて行ってくれて。 帰ってきてくれてよかったって泣いてくれました。おかげで、気持ちが抑えられなく…なってしまいました… 私にはそれをどうすることもできなくって、落ち込んでたら、千歳さんが相談に乗ってくれて。私に任せろ、なんとかしてやるって…」 くそう、それで千歳の奴、誘導尋問のごとくカマかけてきやがったのか。不覚… 「それで、あの、司令官…さっきのは…」 「くそっ…ああそうだよ。俺だってお前のことは好きだ。でも…うわっ!」 如月が抱きついてくる。落ち着け、落ち着け俺の煩悩。 「それは…女の子として…ですか?」 「…ああ。俺もつい最近わかったんだが、な。艦娘は皆平等に接しなきゃならんのに、提督失格さ…俺は」 「でも、私は…嬉しいです」 その言葉にどきりと心臓が跳ねる。もはや、俺には拒絶することができなかった。 俺の腕の中で如月の、物言いたげな大きな瞳がこちらを見つめている。彼女の欲していることを、俺は正確に読み取っていた。 「ん…ふ…」 唇を重ねるだけの、しかし決定的な行為。 どれだけそうしていただろう。キスを終えて、ほう、とため息を吐く如月。 「お願いです…如月を司令官のものに、して…」 上気し潤んだ瞳で投げかけられるその『誘惑』は、今までに彼女が放ってきたものとは、明らかに異質だった… ******************************************************************************************************** 執務室の奥の仮眠ベッドに如月を横たえさせる。 「あ…あの…司令官…」 「何だ?」 「私…こ、こういうの、初めてだから…」 「ああ…俺に任せてくれればいい。楽にしててくれ」 コクリと頷く如月に寄り添い、体を抱き寄せて ときおり軽くキスをしながら、背中やうなじ、頬を優しく撫でて、緊張を解してやる。 「…ん…は、あ…司令……っ」 肌に触れる度に俺の腕の中で悩ましげな吐息を漏らす如月は、それだけでどうしようもなくこちらの興奮を煽る。 今すぐ滅茶苦茶にしたい衝動を必死に堪え、丁寧に進めていく。 「…脱がすぞ」 「っ」 ぴくりと体を震わせてこちらを見つめる如月を肯定と受け取り、セーラー服のリボンをしゅるりと引きぬく。 胸元のホックを外し服の前面をぱかりと開くと、華奢な少女の素肌を覆う、少し派手な下着が現れる。 中破時に見慣れたそれは、しかしまじまじと見たのはこれが初めてである。 如月が顔を真っ赤に染めて恥じらう様子も加わって、以前よりも余程扇情的な姿だった。 「綺麗だ、如月。如月の輝く肌、もっと近くで見たい」 「や、やぁっ…」 自分で言う時は我慢出来ても、さすがに他人に言われるのは恥ずかしいのだろう。分かってて言っているのだが。 「ブラ、取るよ」 返事はない。きゅっと目をつむったまま、羞恥に耐えることしかできないようだ。 抱きしめるように如月の背中に手を回し、ホックを外してブラジャーを脱がすと、控えめながらも美しい双丘が現れた。 「如月の胸、とても綺麗だ」 「~~~っ」 まるで宝物に触るかのように、如月の胸にそっと触れる。 触られた瞬間はビクリと震えたものの、ゆっくりと撫でてマッサージするように揉んでいくと 如月の体からだんだんと力が抜けていく。 「…っあ、 …はぁ…はぁ…っん、んんっ…あ…」 時折漏れる微かな嬌声がスパイスとなり、俺自身も如月の体に夢中になっていく。 乳首は充血してツンと尖り、俺の指がそこに触れる度に一段高い喘ぎ声を上げる。 その声は俺が唇で乳首をはみ、舌で刺激するとどんどん大きくなっていく… 「はんっ…あ、しれいか、ああっ、あ、そこっ、そんなにっ…はぁんっ…」 頃合いを見計らって胸への愛撫を中断すると、物欲しげな如月の目線とぶつかる。 「…下、触るよ」 「はぁ…はぁ…っ」 宣言と同時にスカートの中に手を差し入れ、滑らかな太腿を撫でる。 撫でる度にぴくりと体を震わせるが、拒絶の意思は感じられない。 そのまま焦らすように少しずつ手の位置を陰部の方に近づけていく。 「はぁっ…はぁ…、あっ、んん…っ」 やがて…ついに如月の下着に手をかけ、その上から恥丘を、クリトリスを、スジを撫で回す。 スカートの中でワレメを下着ごと弄って、くちくちと淫靡な水音を立てているのに直接見えないその動きは、 だからこそより扇情的な刺激となって、俺と如月を煽り立てる。 「見ても…いいかな?」 荒い息のまま無言でこくこくと頷く如月。 留め具を外してスカートを取り去ると、ブラと同色のショーツが露出する。 既にうっすらと染みの付いているそれをたっぷりと時間を掛けて脱がしていく。 蠱惑的な曲線を描く無毛の恥丘が、きれいなピンク色のスジが、愛液の糸を引きながら露わになっていく… 「全部無くなったよ、如月…如月の身体、すごく綺麗で可愛い」 「やぁっ…そ、そんな、言わないで…っ」 「もっと見てみたいな。如月の身体、全部見せて欲しい。いいかな」 確認するポーズは取るものの、ここまで来たらもう止められない。 つややかな如月の太腿を優しく撫でながら、ゆっくりと股を開かせてゆく。 やがて…愛液にまみれた如月のまだ幼さを残した女性器が完全に曝け出される。 すべてを見られている羞恥にプルプルと震える如月。 「…~~~っっ…」 「全部見せてくれたね。ありがとう如月」 安心させるように抱きしめキスすると、羞恥も少しは和らいだか震えは止まる。 その体勢のまま、覆うものの無くなった如月のワレメに手を伸ばす。 「あっ…! しれ、ぃ、ゆ、び、は、はぁんっ は、はいって、ひ、ひぃんっ」 愛液でヌルヌルになったスジにそって中指をなぞらせ、膣内の浅い場所をちゅくちゅくと弄り、クリトリスを優しく指で押しつぶす。 その度に一際甘い悲鳴が執務室に響く。 自分の指先の動き一つで愛する女の子が嬌声を上げることが嬉しくて、未成熟な少女のワレメを好き放題弄くり回すことに夢中になる俺。 同時に首筋、乳首、臍…と、キスする場所をどんどん下に移していく。 「ぁぁっ…し、れい…っ そこ、だめぇっ…な、舐めるの、やぁ、やああっ…!」 下腹部、太腿の付け根、恥丘、包皮に覆われたクリトリスにキスを繰り返し、如月の一番大切な場所にぬるりと舌を這わせる。 少女の性器を味わうことで頭がいっぱいになった俺は、スジを指でくぱぁと広げ、奥に隠されていた膣口に舌を伸ばす。 時折ヒクヒクと蠢くそこを直接舌で愛撫し、止めどなく分泌される愛液を夢中で舐めとる。 「あっ…ふわぁぁぁ、んっ、ふ…っ そ、そこ、あ…あっ しれ、ぇ、ふぁ、あ、は、あぁー… っあ、あっあっあぁあー…っ」 如月はもはや甘い啼き声を抑えようともせず、与えられる淫らな快楽に身を委ねている。 トロトロにこなれた肉穴は指を侵入させると容易にそれを飲み込み、膣内を掻き回す度にぬちぬちゅと粘質な音を立てている。 トドメとばかりに、俺は露出し始めている陰核を包皮ごとちゅう、と吸い上げた。 「っくひ、ぃぃぃっ…う、あ、っ… 、あ、はぁっ、はぁっ、はぁ…」 その途端、如月の身体がブルブルと震えて膣内の指がきゅうきゅうと不規則に締め付けられ、やがてくたりと弛緩する。 どうやら達してしまったようだ。 身体を火照らせた如月の息が整えるまで待ち、もう一度唇を塞ぐ。 「んっ…ふ、ひれぇ、は、ちゅ、ぴちゅっ、んん、んぅっ…ちゅ、はぁ、司令…」 今度は舌と舌を絡め合う、濃密なキス。お互いの唇をはみ、自分の唾液を送り込み、相手のそれを舐めとる、口でするセックス。 ちゅく、くちゅる、ちゅぱちゅぽと派手に音を立て、如月の吐息さえ全て自分の肺腑に取り込みたくなる。 脳髄まで甘く蕩けて、口の周りがベトベトになってもまだやめない。やめたくない。 「あふぅ、ふっ、ふっ…はぁ、あむっ… ちゅう …っ…ぷはっ!はぁっはぁっ、はぁっ…」 限界まで如月の口腔を犯して、ようやく口を離し、抱き合ったままベッドに身体を投げ出した。 しばらく息を整えて、俺も立ち上がって衣服を乱暴に脱ぎ去る。如月との間にあるもの全てが、もどかしい。 …と、お互い生まれたままの姿になったところで、如月がひしと抱きついてきて、そのまま動かなくなる。 「…お、おい。どうした…?」 「…」 手当たり次第俺の身体にキスをしながら、そのままずるずると身体を落とし、如月の身体が、顔が、下にずれていく。これは、もしかして… そうこうしているうちに如月は膝立ちになり、如月のちょうど目の前にいきり立った俺のペニスが姿を現す。 如月のキスは、当然ソコにも降り注ぐ。 「…ちゅ、ん、はぁ、ちゅ、ちゅぷ、ちゅぴ、はぁ、はぁ、れろ、ちゅぷっ…」 やはりそうだ。如月は俺のやったことをそのまま俺に返そうとしているのだ。 如月が俺の愚息に口付けしているというだけで腰が砕けそうになり、たまらずベッドに座り込むがそれでも如月の奉仕は止まらない。 「ちゅ、ふうっ、ふう、ちゅぷっ、ちゅぴっ、ぢゅるぅ、はぁ、はぁ、くちゅっ、ぴちゃっ、ぴちゅっ…」 むしろ俺の様子を見て自信を付けたようで、フェラチオはどんどん大胆になっていく。 「はぁっ、はぁっ、き、さらぎ…根本、から、舐め上げて…それから、唾を塗りつけるみたいにっ…全体を…」 「… れろぉっ…ちゅ、ちゅっ、にゅるぅ、はぁ、れるぅっ、ちゅうっ、ちゅくっ、はぁ、はぁ、ちゅ、ぺろ…」 無言で俺のリクエストに応える如月。 如月の熱い吐息と柔らかい小さな舌が這いまわり、剛直全体が如月の唾液まみれになっていく。 拙くとも俺を気持ちよくさせようという思惟が舌遣いから伝わって、それがより快感を加速させる。 「う、ん…いい、ぞ…手でゆるく握って…しごきながら、先っぽをしゃぶってみて…」 「はぁ、はぁ、… ぱく、んふぅっ、ちゅっ、んふ、ん、んっ、はぁ、はぁ、んんぅっ、ちゅ、ちゅぴっ…」 根本が如月の小さな手で握られ、唾液とカウパーでにゅちにゅちといやらしい音を立ててゆっくりとしごかれる。 亀頭が熱い口内に包まれ、カリ首がちゅうちゅうと吸われる。 時折、これでいい?と確かめるように上目遣いで見られるのが堪らない。 「っく、はぁっ、そ、それから、出来るところまででいいから、深く咥えこんでみて…っ」 「… くぷぷっ、ぬろぉぉ、ぐぷっ、ぐっぽ、じゅぶっ、くぷっ、くぽっ、くぽっ、くぽっ…」 俺の注文になるたけ応えようと、動きはどんどん激しくなっていく。 自分の小さな口に不釣り合いな、男のモノを咥えこんでいるというのに、表情はトロンと蕩けている。 俺も如月にクンニしていたときは、こんな表情だったのだろうか…そんなことを考えているうちに、限界はあっという間に近づいてきた。 「ちゅる、じゅ、ちゅぽっちゅぽっ、ふぁ、ん、ぐっぽ、んぶぅ、ちゅっぷ、ちゅっ……ぢゅううううっ!」 「っくあっ…き、如月…離れろ…っ」 しかし如月はペニスに吸い付いたまま離れない。むしろ尿道口が舌先で弄りられながら、ちゅうっと吸い上げられた。その瞬間― ぶびっ、びゅるるるーっ! どくん、どぐっ、びゅ、びゅっ… 「っ! んぷ、っ、んっ、…っ … こぷっ、ふ、ふ、ふう、ふう…」 欲望が決壊し、性欲の塊が如月の口内にぶち撒かれる。 溢れた白濁液をぼたぼたと垂らしながらも、如月は懸命に受け止めている。 「ふー…ふーっ… …んくっ…はー、はー…」 大半は零してしまったが、確かに今、口内に残っている分を飲み込んだ。 その上、発射して萎えてしまったペニスにも舌を這わせ、精液の汚れを舐めとっている。 「き、如月…っ」 「…かったですか?」 「え?」 「きっ…気持ち良かったですか…?」 「あ、ああ…見て分かる通り…最高だった。無理を言ってすまなかったな」 「いえ…そんなここと…ないです…私が、してあげたかったんです…」 しかし…口のまわりを俺の精液で汚したままはにかむ如月は… 「如月…お前、やっぱエロいわ」 「ええぅっ…!」 今更ながらに自分のやった行為を思い出して耳まで染まる如月を、俺は抱き上げて改めてベッドに寝かせる。 仰向けの如月に覆いかぶさり、耳元で囁く。 「…できるだけ優しくする。きつかったら言えよ」 「多分…大丈夫です。司令官は優しいですから…」 「…っ」 多分他意なく放っている言葉なのだろうが、いちいちドキリとさせられる。 一気に挿入したい気持ちを抑え、剛直の先端を如月の花弁に押し当てる。 双方ともに既にいろんな体液でヌルヌルになっており、触れた場所から熱く火照った如月の高い体温が伝わってくる。 少しでも緊張をほぐそうと、こちらを見上げる如月の頭を優しく撫でた。 「…いくぞ。力、抜いて…」 「は、はい…」 腰をゆっくりと押し進め、俺の肉棒が小さな如月の胎内に侵入していく。 「っあ…」 狭い膣口に亀頭が飲み込まれる。さっきのフェラチオに似た、しかし肉で握りしめられるような感触。 「…っく、あ…あっ…」 更に慎重に進めると、亀頭に何かが突っかかる。多分、これが、如月の… 意を決して、さらに肉槍を押しこんでいく。 「ふ…うっ、はっ、は…っ くああっ…! …はーっ、はーっ、はーっ…」 プツリという感触とともに更に陰茎が膣内に沈み、やがてコリコリとした肉の壁に突き当たる… 「如月…全、部、入ったぞ…大丈夫か…?」 「は、はい… っっ!」 如月の顔が苦痛に歪む。 「っお、おい…やっぱりやめる―」 「だめッ…!」 慌てた俺の声を、如月が遮る。 「だめ…やめないで…私、は、大丈夫、です、から…」 …如月は、役に立てなくなるのが怖いと言っていた。その恐怖が、『以前』の記憶が、そう言わせるのだろうか。 だとすれば、今止めれば更に彼女を傷つけてしまうだろう。 「…如月…」 「はぁ、はぁ、ぁむ…ん…」 痛みを堪える如月に、繋がったままキスする。 同時に首筋や背中を優しく愛撫しながら、胎内の異物に慣れるまで抱きしめてやる。 しばらくそうすることで、ギチギチだった膣内も少しずつ緩くなってくる。 「ふっ…う…あぁ、はぁ、ん、うあっ、は…っ」 前戯でさんざん濡らしていたのが良かったのか、一旦動けるようになると意外と抵抗は少ない。 きつすぎる膣圧と分泌される愛液が、逆にゾクゾクする快感となって俺のペニスを責めたてる。 「あ…あん、はぁ、んん…んっ、ぁ、はぅ、はぁ、はぁ、んゃっ…」 漏れる吐息に甘いものが混ざり始めた。如月も大分慣れてきたようだ。 もう少し大胆に、膣内をかき混ぜるように腰を動かす。 「あぁ、はぁんっ、はぁ、はぁ、 ! う、あぁっ…! しれい、は、やぁんっ…!」 少女の小さな肉穴に俺の肉棒が飲み込まれ、その光景がにゅちゅ、くちゅ、という淫らな水音とともに興奮を煽る。 意識して亀頭で天井を擦り上げると、その度に甘い嬌声が上がり、膣内のモノがきゅん、と締め付けられる。 射精してしまいそうになるのを懸命に堪え、如月の美しいとしか表現できない上半身に手を伸ばす。 「ひぃんっ!あ、や、そこ、も、さわっちゃ、あっ、わ、わた、しぃっ… ~~~っ」 グミのようにしこった乳首を指でこね、押しつぶすと、如月の受けた刺激がそのまま膣肉からの刺激に変換される。 その様子があまりにもいやらしくて、射精欲も限界に近づいてくる。 腰を動かしながら無意識に如月の裸体を抱きしめて、耳元で絶頂が近いことを告げる。 「きさ、らぎっ…だす、ぞっ…お前のナカにっ…ぜん、ぶ、だす…からなっ…!」 「は、いっ… はいっ… きさらぎ、をっ…しれい、かんの、ものに、してっ…」 その懇願とともに膣内が子種を欲するかのようにきゅうう~っと締め付けられ、それがトリガーとなって欲望が爆発する。 ドクッ!ビュルル、ビュルッ、ビュッ… 肉棒がどくんどくんと脈動し、俺の精が如月の胎内に流れ込んでいく… 「はぁっ、あ、びくびくってっ…しれいかんのっ…なかに、いっぱい、あぁ…っ」 「はぁ、はぁ、きさらぎっ…」 溜めていたものを最後まで注ぎ込んだあとも、如月の小さくて熱い体を抱きしめたまま、離れることができない。 如月の華奢な腕も俺の背中を抱いて、俺達は溶け合ったかのように一体となっていた。 どれだけそうしていただろうか。 お互いの息も落ち着き、ようやく離れて萎えた陰茎を引き抜くと、生々しい色合いの粘液がごぽりと溢れ出る。 それを指先で拭い放心状態の如月の口元に持って行くと、無言でちゅぱゅぴとしゃぶりだす。 …やっぱり、如月はエロい。 「…あ、司令官…」 「ん?」 「…ずっと、お側に置いてくださいね」 初めて出会った時に聞いた、しかし全く違う意味を持った言葉。 俺もその時と同じ、だが少しだけ違う返事を返した。 「…ああ。これから も 、よろしくな」 ******************************************************************************************************** その後、如月の態度はほとんど以前の様子に戻り、秘書業にも問題はなくなった(千歳を筆頭とする他の艦娘の冷やかしは未解決のままである)。 が、「社交誘惑」に時折社交ではないものが混じるようになり、その判別に俺が苦悩することになったのは言うまでもない。
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前回の話 今日はクリスマス。 たとえ深海棲艦との戦いの中にあっても艦娘の為に息抜きは必要だ。 そして本日は艦娘全員に休養を与えると共に以前から準備していたクリスマスパーティーを開催することにした。 皆が普段使っている食堂をパーティー会場にしてのお食事会とプレゼント交換会。 間宮さんと鳳翔さんが腕によりをかけて作ってくれた料理に舌鼓を打ちながら戦いの日々を一時忘れる。 自分が提督として着任して最初の年も終わりが近い。 そして、艦娘達が誰一人欠けることなく新年を迎えられる事を心から喜びつつ俺は…………そう、俺は執務室で急に舞い込んだ仕事を片付けていた。 おかげでパーティーに顔を出すことは出来ず、紅茶を口に流し込みながら書類にハンコをつきまくる。 普段なら熊野が紅茶のおかわりを淹れてくれるのだが、今はいない。 俺が「せっかくのクリスマスだから皆と楽しんでおいで」と言って彼女の仕事分を引き受けたからだ。 熊野が「提督もご一緒に」と言って俺を誘うのではないかと思ったが、意外な事に彼女は「では、わたくしはこれにて失礼しますわ」とさっさと退室してしまった。 (そういえば熊野は、ここ数日先に帰ることが多いよな……エステの予約を入れている様子でもないし鈴谷と出かけている様子も無いけど) そんなことを考えながら最後の書類決裁を終えた俺は執務室をあとにする。 時刻は2100時、もうパーティーはとうに終わっている頃だろう。 (俺の料理、取り置きぐらいしてくれているかな……) 普段利用する食堂の様子をうかがうと既に灯りは消えており厨房の奥から食器を洗う音が聞こえるだけだった。 (こりゃ戻ったら晩飯はカップ麺だな。熊野に料理ができるとも思えないし) ガックリと肩を落とした俺は、ようやくその豪華さにも慣れた自分の部屋に戻る。 「ただいまー」 「あら提督、おかえりなさいませ」 ドアを開けると熊野が待っていてくれた。 だが、普段のブレザー姿ではなくエプロンドレス姿だったのには驚いた。 「どうしたんだその恰好?」 「ふふ、こんな恰好するなんて決まっていますでしょう?遅めのディナーもよろしいんじゃなくて?」 熊野は俺の手を取るとそのままリビングへ向かう。 「こいつは……」 「いかがです?提督の為に一生懸命作りましたのよ」 リビングに来て驚いた。 テーブルには見事なクリスマスディナーのフルコースが用意されていたのだ。 「これ、熊野一人で作ったのか?大変だっただろう?」 「実は間宮さんからこの日の為に料理の作り方を教わってましたのよ。さぁ提督、冷めない内にどうぞ召し上がって」 ここ数日、熊野が先に退室していた理由がようやくわかった。 熊野は、多分いや間違いなく俺に秘密で間宮さんの下で料理の練習をしていたのだろう。 俺の為にそこまで努力していたかと思うと嬉しくなってしまう。 「それなら早速、いただきます……」 席に着いた俺はまず七面鳥のローストを口に運ぶ。 一方の熊野は俺の隣に座って期待と不安を入り混じらせた表情で俺を見ている。 「っ!これは……っ!」 「提督……いかがかしら?」 「こいつは……絶品だな」 お世辞抜きに熊野の作ってくれたローストは旨かった。 これなら他の料理も美味なのは間違いないだろう。 「よかったですわ。では提督、次はわたくしが食べさせてあげますわ。はい、『あ~ん』して下さいね」 「あ~ん」 俺が口を開けると、熊野がスプーンでスープを運んでくれる。 ああ、あの高飛車だった熊野がここまで尽くしてくれる女の子になるなんて……。 だから俺もフォークにプチトマトを突き刺すと熊野の口元に持っていく。 「それじゃ、こちらからも……熊野、『あ~ん』してごらん」 「提督ったら……では、お言葉に甘えさせていただきますわ、あ~ん」 そんな感じで、俺と熊野は互いに料理を口に運び合いながら素敵なディナータイムを楽しんだのだった。
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750 :6-632:2016/03/04(金) 21 39 18 ID X/mpBomU お久しぶりです?はじめまして?いつも通り書き溜めはしません。 6-632と9-196の続きでは「ありません」 ではどうぞ **************************************************** ようやく、待ちに待った時が来たのだ。 俺ははやる気持ちを抑えて工廠へ走る。 「皐月、大丈夫か?」 聞く必要もない質問をしそのまま皐月をじっと見つめた 「ううん。大丈夫だよ。司令官」 ぱちくりとこちらを見つめる皐月。 今までの黒い制服から睦月や如月とお揃いのパーカーを羽織り、 腰には白鞘の軍刀を携えやや凛々しくなった皐月がそこにいた。 皐月は俺の艦隊で2番目に着任した艦娘であり、初期艦として配属された 吹雪を除くと最古参の艦娘だ 今日までの苦楽を共にし、そしてお互いを好きになって恋人同士になっていた。 その皐月が今日、大本営より新たなる改装を許されたのだ。 「強化してくれて、ありがとう。これで司令官、いやみんなを守って見せるよ」 ハニカミながらも力強く答える皐月。 俺はそんな皐月に優しくキスをして答える。 「司令官はさ、ボクを守って居なくならないでね。ボクの昔の艦長さ ボクを守って、それで、それでっ・・・・」 皐月はまっすぐに俺をみてそういった。艦の頃の苦い記憶が 与えられた軍刀によってよみがえってしまったのだろうか 「大丈夫。俺は皐月をおいて逝きはしないさ。」 いつも以上にしっかりと皐月を抱きしめると今度は安心させるように 唇を重ねる。 皐月もそれに応える 俺の手は次第に皐月のふくらみを弄っていく 「ん、司令官、あっ」 皐月から甘い声が漏れる。改装前とくらべるとほんの少しだけ大きくなったように 思われるのそまだ幼なさ残る膨らみを揉みそして乳首を優しく刺激する それと共に、俺は皐月の下半身を優しく触れる そこは既に俺自身を受け入れる準備をしているように大洪水になっていた 「皐月、かわいいよ。もう感じてるんだね」 「うん、司令官。なんだかいつもより切ないよ。司令官が欲しいよ」 俺は皐月をおひめさまだっこしてベットへ連れて行った 「司令官、司令官!!」 俺は皐月の性器を丹念に舐めまわす。 すると突然皐月が俺を押し倒してきた 「改装された、皐月どう?試してみる?」 そう言い、ややいたずらっぽい笑顔をした後に俺のペニスにしゃぶりつく 「皐月、無理はっ」 いままでのフェラチオとは異なりペニスを喉奥まで含み口全体で丹念に扱いてゆく 俺は皐月から与えられる快感に身体を任せるしかなかった ジュル、ジュルッ。 皐月の口から出て来る卑猥な音 「皐月、出そう。このまま」 射精感が高まりこのまま果ててしまいそうになった瞬間、皐月はペニスを 口から放す。 「司令官、出すならボクの中に欲しいな。ボクね司令官の赤ちゃんの素いっぱい中に欲しい」 皐月はそういうと騎乗位でゆっくりと俺のペニスを膣内へ入れていく ジュチュ。ヌチュっ 二人が繋がった音とお互いの息遣いが響くだけの部屋で俺たちは愛を確かめ合う 「司令官、ボク、もうイきそう。司令官と一緒が良い」 俺自身限界が来ていた。 「皐月、俺ももう限界だ、イこう一緒に」 ラストスパートをかける 「司令官、司令官。大好き!大好き!」 「俺もだ皐月、愛してるよ」 二人で快感を高めていく 「ね、司令官、あのね、ボク今日ね“危ない日”なんだ。でも、でもね ボク、司令官の赤ちゃん欲しい。ボクに司令官の赤ちゃん産ませて」 突然皐月が言いだす 「ッ・・・・」 俺は咄嗟に外に出そうとしたが時すでに遅し、皐月に中で果ててしまった 皐月の膣は俺が射精したことを感知すると妊娠するべく、最後の一擲まで搾りとろうと 優しくうねる。 「皐月、ごめん中に・・・」 「なんで謝るのさ。ボクがわがままいっただけじゃん」 激しく愛し合った後、皐月を再度優しく抱きしめる もし、子供ができたとして親子三人絶対に幸せにする。いや、なる と心に固く誓った ************************************************* それから数年後 「ホント、この子はパパの事が好きなんだから。かわいいね」 俺は今幸せの絶頂に居る +後書き 752 :6-632:2016/03/04(金) 21 59 32 ID X/mpBomU ふぅ 以上皐月改二実装記念で。 久しぶりに書きまして文章力落ちて申し訳ないです では、私はこれで・・・・。 753 :名無しの紳士提督:2016/03/04(金) 23 07 57 ID GvP7ZYB6 お帰りなさいませです これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/
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「よーし、今日の作戦はもうない。明日に備えて休め」 夜戦を終えて帰投した艦隊の旗艦から概ね良好との戦果報告を受け、 全ての艦に労いの言葉をかけ、この言葉を最後に提督は執務室に帰って行った。 それを皮切りに各々の面子も自室へと帰っていく。 「はー、今日も疲れたなーっと」 その艦隊の中にいた龍驤も疲れたと零しながら伸びをしただけで会議室を後にした。 ここからは艦載機の手入れをするなり寝るなり自由である。 (ちょーっち遅い時間やけど、外行って涼もう) 日付が変ろうとしている時間ゆえ、桟橋にも岸壁にも誰もいなかった。 外に出てきて鎮守府を振り返ってみると、もういくつか光を放出していない窓もある。 (でも提督は絶対起きてるんやろな) 書類関係の面倒臭そうな執務がまだ残っているだろうから、 任務を終えた第一艦隊の面子は眠ることができても、提督はまだ眠ることはできないだろう。 お疲れなこったと他人事のように考えつつフラフラと岸壁を歩いていると、 何か硬いものを踏んづけた。 足を退けて拾うと、それは最近建造された潜水艦「伊168」が持ち歩いていたものだった。 彼女はこれのことを確か「スマホ」と言っていたような。 「そういえばイムヤは今夜遠征だったっけ。 2時間ほどで帰ってくるとはいえ無用心やなぁ」 それを拾ってから、長い時間は経っていないが日付が変わった。 龍驤は人より好奇心が大きい。 そのため、目新しいものに自分の時間を奪われるのも無理はなかった。 テレビなどと違い画面に直接触るという操作には少しの慣れを要したが、 もうそれを色々弄くりながら1人笑うようになっていた。 今一度付け加えておくと、それは人(?)の私物なのだが。 「あっはっは! あーっ、ホンマおもろいなーこの話」 スマホにはごちゃごちゃとアプリが入っていて、 その中にある、笑える話をまとめたアプリを見ていた。 一通り楽しませてもらったのでアプリを閉じ、 他の面白そうなアプリを探していると一つ目に止まったものがある。 「……ん? Hな話?」 何の躊躇いもなくそれを指で触れて開いた。 そこには人によっては抵抗があるかもしれないタイトル文、 あるいは誰でも開いてしまいそうなタイトル文などが多く羅列していた。 このアプリを目にして頬を染める者、先ほどの龍驤のように笑う者など 人によって反応は異なるだろうが、龍驤は苦笑いという反応を見せた。 「うわぁ……、あんまりイメージできんけど、イムヤもこういうの見るんやなぁ」 しかし、あまり興味なさそうな顔で羅列している文章を流し読みしていた龍驤も 一つ気になるものがあったので手を止めた。 「『好きな人に胸を揉まれると大きくなる』?」 龍驤は日本では唯一のフルフラットの空母であると語られてきた。 他の多くの空母は豊満な肉体でこの現代に蘇ったのに対し、 龍驤だけこのような肉体として蘇ったのもそういう根拠があるためである。 この文にある唯一という言葉は褒め言葉にも貶し言葉にもなりうるが、 龍驤にとっては貶し言葉としか受け止められない。 「へぇ……」 実際、胸など血行が良くなるかどうかか重要であって誰が揉むかは重要ではないのだが、 あいにくとそのことはそこには書かれていなかった。 「帰れ」 今日の執務はもう終わっており、手伝っていた秘書艦も自室へと戻っていた。 秘書艦の自室にその主がいたことを確認した上で、龍驤は執務室へ出撃したのだ。 ノックもせずに入ってきたものだから、 部屋の片隅に敷いた布団に横になって本を読んでいた提督は、 避けることもできずに馬乗りにされた。 下から見上げてみても確かにフルフラットだなと心の中で失礼なことを呟きつつ、 口にした言葉はとても短いものだった。 「なんやつれないねぇ」 「明日に備えて休めと言ったろう」 まあ浮いた話も聞かないこの提督だし、押し倒しただけではダメだろう。 こう判断し、その口を実力行使で黙らせる作戦に出た。 実のところ馬乗りをされたときも不快感を感じたわけではないので、拒絶するのが遅れた。 その結果サンバイザーを頭から外し、上半身を倒してきた龍驤にあっけなく唇を奪われた。 龍驤は目を閉じそのままでいるが、提督は目を閉じずに目の前の顔をぼんやりと見ているだけだ。 唇柔らかいな、とか、上半身全体に体温を感じて心地よいだとか、 心の中では並の男とそう変わらないことを思っているが、唇を開放されたあともそれは口に出さない。 提督は少しずつ、静かに欲望に灯した火を燃え上がらせていたが あくまで冷静であることを努める。 「なぜ俺なんだ」 「ウチは別に百合趣味じゃないし」 それもそうだ。 この現代に蘇った艦娘の数ある不思議の一つに、艦娘はなぜみな「娘」なのか。というものがある。 そういえばこの鎮守府でも提督以外に男を見かけなかった。 「それに男なら誰でもええってわけでもないんよ?」 「ウチは提督のこと好きやから」 突然の告白。 しかし提督はなんと返したらいいか分からない。 今まで艦娘にはみな平等に接してきたし、異性を本気で想うということもなかったからだ。 「提督がウチらのことみんな好きなのも知っててやってるから、 今はどうこう言わなくてもええ」 そして二度目の接吻。 今度は提督も目を閉じた。 「ん、ん、ちゅ」 お互い相手の唇の感触を堪能していると龍驤の方から舌を入れてきた。 流石の提督も冷静さを欠く。 「ぇう……んんー、ふっ」 口内をかき回されて提督も自分の舌を差し出し、龍驤の舌に捕まえさせた。 提督も段々と投げやりな思考となっていき、このまま行くところまで行ってしまえという考えに至らせてしまう。 唾液もどんどん分泌されていき、それもまた提督の理性を崩すことを促した。 「はあっ……」 唇を離すやいなや顔を下のほうに移動させていき、 ベルトを外した上で提督のズボンと下穿きを下ろした。 膨らませた陰茎が外気に触れて少しスースーする。 「わあっ。……提督ぅ、もうこーんなにしてぇ……」 自分の体には自信を持っていなかったので 提督の陰茎が既に膨らんでいることは予想外だった。 「胸ないから挟むとかは無理やけど、できることはあるんやで……!」 「ぁむ、……ん、んう、んー、んちゅ、うう、ぇろ」 色々と吹っ切れた龍驤は行動に移すのが早かった。 陰茎をいきなり口に含み、拙いながらも舌を使い顔を上下させ快感を与えようとする。 提督もまた抵抗することはなかった。 「ん、う、ぐ、んぐっ、んむっ」 「……んあ、提督の、大きすぎや……」 「……ぁむ、えう、ちゅ、ちゅ」 「んぢゅううううッ」 「ッ!」 先ほどのイムヤのスマホで他のこともそれなりに予習した龍驤は 早速その知識を総動員すべくバキュームにかかる。 提督は歯を食いしばって繰り返し訪れる快感の並に抗った。 バキュームをしている間陰茎に歯が痛くない程度に無意識に添えられ、 それもまた快感を呼んだ。 「ん、ふぅ……」 一旦息継ぎをし事を再開する。 バキュームをしたかと思えばまた舌での愛撫に戻ったりと緩急をつけた。 「ふ、んんっ、ちゅる、ちゅる、ちゅう」 「んう、ううっ、ふ、んむ、ん、れろ」 「レロレロレロ……」 「ああ……」 予習したとはいえこんなことをするのは初めてなので 拙い動きでも仕方がないのだが、確かに提督は快感を感じていた。 ここ最近は処理をしていなかったことも手伝い、普段よりもすぐに限界が見えてきた。 「う、そろそろ出るぞ……」 「んんっ、ええんやへ、らひても」 「く、ああッ!」 「ん、んうううううッ!」 「はあっ……はあっ……ああ……」 「ん……う……うう……」 「……ああ? おい?」 陰茎を抜くこともせず、龍驤の口にそのまま放出した。 しばらくして陰茎から口を離したが、 龍驤は一向に生臭いはずのそれを吐き出そうとしない。 「龍驤? 無理して飲むことはないんだぞ? 出しちゃっても……」 「んんっ! ……ん、んぐ、ん、ごく……」 声をかけても首を振り、吐き出さずにそれらを嚥下したようだった。 「ん……はーっ、はーっ……」 「んもー、提督、量多いで……。どれだけ溜めとったんや」 「あ、ああ……その、3日ほど……。 というかお前、なんで飲んじまうんだよ、あんな汚いもの」 「いやあ……確かにまずくて濃いだけだったけど、 汚いとは思わんで? だって提督のやから……」 普段の凛々しい軽空母からはかけ離れ、 今やその顔は誰が見てもただの女の顔だった。
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前回の話 私は、提督に叱られてから素直に自分の部屋に戻って布団に身を預けていた。 隣の布団では姉が憑き物なさげに寝息を立てているけど、私はその姉のようにはなれないでいた。 横になると再び緩んできてしまう涙腺から流れる一粒の涙を拭う気力も起きない。 ――私、提督に嫌われてるのね―― 自分でも忘れそうになるが、私はこの鎮守府では最古参の戦艦だ。 提督が言うには初めての戦艦らしい。 まだ不慣れな様子を隠し切れていない提督が物静かに挨拶し、手を差し伸べてきたあの頃の記憶も、 今では忘却の危機に晒されている。 その頃のここは私以外に戦艦はいなかったし、姉も含めて幾つかの戦艦が私より後に建造されてきた。 艦が多く増えていくまでのしばらくの間、秘書艦として提督の補佐をしてきた経験もあるが、 その記憶もまた崖っぷちでつま先立ちしているような状態だ。 何せ、記憶に留めておけるほど特徴的な出来事があったわけでもない。 あの頃の私は執務に慣れようと奔走するのに必死だった。 対して不慣れだった提督の姿を見れたのは極短期間で、その後は仕事人間と言える性格の全貌を露わにした。 それから私達の関係はいつまで経っても上官と部下でしかなく、淡々とカレンダーを捲ってきた。 そしてある日を境に、秘書の座を降ろされたのだ。 私にとってはもうそれなりに執務や出撃に慣れることが出来ていた頃で。 さあ明日も頑張ろうと思っていた矢先、めっきり艦隊にも招集されなくなった。 この鎮守府に配備される時期が私より遅れた姉はその後も暫くは持ったが、 やはり私と同じように艤装を部屋の置物にせざるを得なくなった。 それからの提督は、私達より性能の良い戦艦を招集するようになって行って、今に至る訳だ。 ここまで鑑みて、私が提督に好感を抱かれていることを決定付ける出来事が全く無かった事に気付いた。 救いなのは、提督がその後継の戦艦組にも私と同じような態度で接していることか。 果たしてあの提督が感情を心から溢れるようにして曝け出す相手がこの鎮守府にいるかは永遠の謎だが、 それでも今日の提督の仕打ちは私にとってかなりショックな出来事となった。 提督は私達艦娘を部下としか見ていない。 好き嫌いの感情はない。 私の中で長く保ってきたそういう前提が崩れた。 あんな提督だって男の人だし。 対して私は女。 艦としての性能は欠陥レベルでも、人格の方くらいはまだ並に自信を持っていたのだ。 それなのに突き放されるなんて、滑稽の極み。 提督の局部は反応を示していたけど、今思えばそれは私の与えた刺激がそうさせただけだったのだ。 興奮していた様子は微塵もなかったのだ。 あの提督は性欲基準で物を考えるタイプではないことを失念していた。 あの場面までいってなお提督に鬱陶しがられる、と言う事はやっぱり。 嫌われている。 「……っ」 いつもの口癖も出ない。 ただ、これは提督に嫌われている事がショックなんじゃない。 提督に嫌われているということは、艦だけでなく人格の方も欠陥があったということを示しているのだ。 それがショックだから、涙が漏れているのだ。 ……そんな有様でも姉だけは心から信頼できる唯一無二の味方だ。 姉が私を受け入れてくれれば、私は艦底の下駄を脱いで海に身を投げる気にならなくて済むのだ。 話を戻そう。 不幸のどん底で姉だけは私の事を受け入れてくれるが、私はそれだけでは我慢できなくなっていた。 不幸のどん底で互いの傷を舐めるのは、 不幸の底なし沼に一人で沈む事と相対的に見れば幸せかもしれないが、 絶対的に見てしまうとそんな訳が無い。 私はこの現状では満足出来ていないのだ。 あの鎮守府で提督とケッコンカッコカリを行った艦の話を思い出してみる。 毎晩提督と夜戦をしている。 それはとても幸せな事だ。 夜戦とは具体的に言えばこうこうこういった事をするのよ、と言っていたが、 経験のない私は話の内容を半分も理解できなかったように思う。 とにかく、まずはやってみるだけやってみようという突っ切った考えの下私は動き、 自分で自分を近代化改装させるべく提督に夜這いをかけた。 不幸の渦中にずっと巻き込まれ続けた私にとっての幸せが何かなんて、もうよく分らない。 いくら考えても纏まらず、思考はぐちゃぐちゃになっていくだけだ。 だから、提督に拒まれてお説教されたところで自分の意志は変わらなかった。 藻にも縋る思いの私は、 提督と夜戦をしてみれば何か状況が変わるはずなのだ、という短絡的な思考しかできなくなっている。 提督の出した罰は何だったっけ。 山城にとっての幸福を考え直せ、と。 ならば、私はそこに抜け穴を作ってしまおう。 適当にでっち上げて、提督と夜戦する事が私の幸福なのだとでも説得してしまおう。 「もうやめさせないわよ、提督……」 私は、深く布団を被って目を瞑った。 …………………… ………… …… 次の日。 提督の元から現行の秘書が離れた晩の頃を見計らって、私は執務室の扉を叩いた。 「入れ」 「失礼します」 命令が下りたので扉を開け入室する。 提督は依然として執務に励んでいるようだった。ご立派なこと。 フローリングの木目の奥の執務席に鎮座する提督は、私の顔を見てなお顔色を一切変えず問いてくる。 「どうした」 「昨日の事で話があります」 私は提督の執務卓の前まで歩き、提督を見つめた。 それから、赤いスカートの上で両手を重ね、深々と頭を下げる。 「まず、昨日は迷惑をかけてしまって、すみませんでした……」 「……嗚呼。それについてはもう気にしていないから大丈夫だ」 部下に気を遣ってのコメントなのだろうけど、 私はこれを"お前のあんな醜態なんか思い出したくない"と言っているように解釈してしまう。 手が痺れるように震えるが、我慢。 本題はここからで、うまく提督を頷かせなければならない。 書類を提督宛に書き上げてポストに投函する選択肢は、私にはなかった。 直談判でないと押し切れない気がした。 「それで、昨日言われた通り私にとっての"幸福"というものを考えてきたので、お願いがあります」 「何かな」 「まず一つ。私をもう一度主力艦隊旗艦に、そして提督の秘書艦にさせて下さい。 二つ。扶桑姉様も随伴艦とさせて下さい」 私は嘘の理由で象られたお願いと、本心からのお願いを並べ立てる。 そして、一間置いて本質のお願いを述べる。 「三つ。提督は私と、や、……夜戦をして下さい」 軍帽のつばの下に潜む、まるで値踏みするように鋭くさせている目を見つめる。 提督はペンを握ったまま瞬き一つしない。 何を考えているのだろう。 数秒待ったが、何の反応もないので再度私は頭を下げる。 目を瞑って祈るように懇願する。 「お願いします」 「……頭を上げてくれ」 言われた通り頭を上げる。 提督はペンを置き、軍帽のつばで陰っていた目元を、顔を上げることで明かりを受けていた。 提督は机に肘を突いて顎を手で擦り、まだ値踏みするような訝しげな目をしている。 「山城にとっての幸福が何なのかは聞かない。 最初の願いは受け入れよう。 次の願いは出動目的や資源のあり方で毎回はできないと思うが、努力はする。 だが……」 戦艦タ級に特攻をかける位に後先考えず放ったのだが、嫌われている割には意外にもすんなりと通ったものだ。 ほっと安堵するのも束の間、最後の回答を待つ。 提督は作戦を編み出すのに行き詰まった時のように軍帽を脱いだ。 心底理解が出来ないという様子だ。 提督は私の内を覗き込むように首を伸ばして目を凝視してくる。 「最後の願いは本当にお前にとっての幸福なのか?」 ま、昨日あんな事があった手前、疑われて当然か。 それでも私は、下手に心の内を漏らすことがないよう唇をきゅっと結び、ただ無言で顎を引く。 「……分かった、受けよう。仕事のない夜に好きな時に来るといい」 提督はやはり、何を考えているのか見透かせない顔のままに軍帽を被り直した。 前衛作戦はうまく行った事を確認し、私は執務室を後にした。 …………………… ………… …… 次の日、約束通り提督は私を秘書に任命した。 これから久し振りに提督とほぼ一日を共に過ごしていくのだ。 すぐに見限られないためにも、自分の責務はしっかり果たさなければならない。 のだけど……。 「あの、提督。これはどうすればいいんでしたっけ」 「嗚呼、これはな……」 最古参の面目は渋いお茶の底に沈んでいた。 ずっと前に提督の秘書を離れてから今まで何をやっていたか問われても、語れる事は何もない。 他言できない疚しい事があったという事ではなく、本当に何もない。 だからお茶淹れも、執務を処理する腕も、すっかり訛っていた。 私が以前秘書をやっていたあの頃とは書類の内容も違っているから尚更だ。 これでは駄目だ。 こんな醜態を晒すために提督に頭を下げてここにいるのではない。 隣に座って、私とは対照的に何も聞かず執務を処理していく提督の足を引っ張りに来たのではない。 私は書類に何をどう書けばいいのか、この書類をどこに仕分けるべきか、 多少分らなくても提督には聞かず生半可な考えで処理して行こうとする。 「山城。これ違うぞ」 なのに、自分の書類に集中しているように見えた提督にすかさず指摘されてしまう。 「あっ、……ごめんなさい……」 またやってしまった。 焦る気持ちが一人歩きして、ついてこれていない実力が警鐘を鳴らす。 こんな調子では秘書なんかさせてもらえない。 保身のために出た謝罪の言葉が震える。 まだ出来るはず。欠陥戦艦とは言わせたくない。 本心は醜く足掻いてこう叫ぶ。 俯き視界の半分を書類で埋め尽くしていたが、視界の端から不意に提督がこちらへ手を伸ばしてきた。 「ひっ……!」 私を嫌う提督がとうとう堪忍袋の緒を切らした。 殴られるか髪を掴まれるか。 艦娘の肉体は防御力が格段に向上されているとか関係ない。 何も強化されていないどころか、下手すれば人並みより精神が弱いかもしれない私は、 提督から体罰が来るという予想に怯え、ぎゅっと目を閉じた。 「っ……?」 しかし、息を呑んだ私の予想に反し乱暴な衝撃は来なかった。 頭にあるのは何? 私や姉とは違い、ごつごつした手。 その手付きは子でもあやすように優しい。 そうやって私の髪を、頭を撫でている? この感触は今まで経験がない。 ゆっくり瞼を開いて広げた視界には、私の頭に伸ばす腕と、私を見つめる真顔の提督の顔があった。 「えっ……、あっ、あれ……」 私は非常に困惑した。 そこは怒る場面じゃないの? なんで私は頭を撫でられているの? なんで提督は私を撫でているの? 提督が何を考えているのか分からない。 でも私の中にさっきまで感じていた恐怖心などは消え失せている。 提督はゆっくりとだがたった三度だけ頭を撫でて手を離した。 「あっ……」 「山城には久し振りの執務なんだから。分からない事があったら遠慮せず聞いていいんだよ」 提督はそんな事を言って、私がミスした書類の訂正作業を始めた。 私も自分のミスしたところがどういう具合に訂正されていくのか見なくちゃいけないはずだけど、 私はぼーっとして提督の横顔を見つめていた。 一心に私を見つめて救済の言葉を優しくかけてくれた時の提督の顔を思い出す。 ――こんな提督でも、笑ったりするのね―― あれは ぱっと見、いつもの真顔。 しかし、注意深く見れば笑っていたような気がする。 何よりは目。 目は口ほどに物を言うとはよく言った物で、いつもの淡白な提督像が少し掠れた。 夜這いを仕掛けたときは目も口も険悪な雰囲気があったけど、今見たそれらの雰囲気は全く真逆で。 酷く剣呑なまでに冷たく波打っていた私の心の海は、温かく穏やかな物へと変わって行った。 「よし、出来た。山城も、欠陥呼ばわりされたくないならどんどん聞いていけよ」 「……欠陥? 私が? ち、違いますから」 この人のらしくない冗談を躱しながら、私は再び書類の丘に手を付ける。 …………………… ………… …… 「不幸だわ……」 結局私は、欠陥戦艦だった。 南西諸島海域を制圧する任務を遂行すべく艦隊の旗艦として華々しく出撃したけど、 不幸と足の遅さと装甲の薄さが災いしたか、 敵主力艦隊の戦艦から重い一撃を貰って入渠し、起きてみればもうこんな真夜中だ。 戦艦は入渠が長いのだからあまり被弾してはいけない性能を求められるのに、この様。 姉を始めとする随伴艦に気遣われる旗艦なんて、情けない。 執務も戦闘も一人前に出来ないなんて、この先未来はあるのか。 「はあ……、月はあんなに明るいのに……」 一寸先はあの遠くから照らす月さえない真っ暗闇か。 不幸の私には、お似合いかも……。 「ふ、ふふふ……。あれ……」 海辺の堤防をやや俯きながら歩いていると、ぽつんと申し訳程度に置かれているベンチに人影が見えた。 こんな夜中に誰だろう。侵入者? 下駄を鳴らしながら近づいてみる。 粗末な電灯が、その人の横顔を微かに照らしている。 「……山城か」 そういうあなたは、提督じゃないですか。 軍帽を脱いでベンチに背を預け、朧げに紫煙を燻らせている。 「隣、いいかしら」 「どうぞ」 何となく、だ。 同族を見つけたような気持ちになって、私もベンチに腰を落ち着かせる。 提督とは三十サンチほどの距離を開けて。 目の前に広がる黒い海を眺める振りで、横目で提督を見やる。 提督はどこを眺めているのか分からない目付きで煙草を嗜んでいる。 「寝ないんですか?」 「……眠れなくてな」 か細い声もあってどこか儚げだ。 らしくない。 私の知る提督は、ネガティブな今の私のようにこんなところで途方に暮れる姿が似合う人じゃない。 私が提督の事をほとんど知らないから、そんな身勝手な感想が出るんだけど。 「山城はどうしてここへ?」 「……へ?」 まさか提督からそんな事を聞かれるなんて。 提督は艦娘の私情には全く興味を示さない人物だと思っていた。 無感情な目で私を見つめる提督からの思わぬ問い掛けに気の抜けた声が出るも、すぐさま本心を口走っていた。 「私、何をやっても駄目だなって思って、気付いたらここに来ました」 何と要領の得ない回答だろう。 自分で言って呆れる。 提督はそれだけ聞いてまた海の方へ顔を戻した。 不気味なまでにひっそりとした海が、ざああ、と寝息を立てる。 提督は煙草を咥え、それから重く溜息を付くように、ふうー……、と白煙を吐き出す。 「山城が被弾したのは、私も悪い」 「え?」 提督は、今なんと言ったのだろう。 「私が適切な命令を出せなかった不手際で、山城に手傷を負わせてしまった」 どう考えても、随伴艦が避けろと叫んだのに避けられなかった私の不手際だと思うんだけど。 提督の横顔は遠回しに馬鹿にしているようには見えず、自分にも責任があると本気で捉えているらしい。 そう言って体の重心を前に置き、背を丸めて地面に視線を落とす提督を見ていると、 私は急に何か言ってあげないといけない衝動に駆られる。 「わ、私っ……。頑張りますから!」 「山城?」 「今日は全然駄目でしたけど、欠陥戦艦なんて言われなくなるよう、頑張ります。 だから、提督がそんなに悩む必要はないんです……」 「……山城は優しいな」 "だから"の使い方が合っていないこんな拙い言い分でも、 提督はほんの少しだけその横顔に安堵したような笑みを浮かべてくれた。 褒められた、のかな。 それが嬉しくて、私は気付かれないよう静かに腰を提督の方に少しずらす。 何も知らない提督は煙草の火を明るくさせて、また白い溜息を漏らす。 「今日みたいにうまく行かない日は、仕事が終わってからここに一人でいるんだよ」 そういえば、提督の言葉遣いも執務真っ最中の時と違って柔らかい。堅っ苦しい厳格な言葉遣いはどこへやら。 そして、それにはまるで"こういうことはよくある"という意味でも含まれているように聞こえる。 こんな提督でも"うまく行かない日"は多いのだろうか。 「そういう日はもやもやするから何となくで煙草に当たるんだけどね。 一時的に何も考えなくなるだけで何も変わらない。 自分でも何がしたいのかと思うよ……」 提督は短くなった煙草を挟んだ指で弄んでから、地面に叩きつけて踏み躙った。 それを拾って、揉み消したそれを携帯灰皿に仕舞い、全てを無かったことにしようとする。 背もたれに身を沈めてそんな事を言う提督の声の抑揚はひどく平坦で、提督はまるで他人の話をしているよう。 何だか、ここまで来ると提督に親近感が湧いてきた。 遥か遠くを走っているようで、実は私と大して変わらないところで足踏みしているのではないか。 締まらないぼんやりした顔で空を眺める提督に見つからないよう、更に腰をずらす。 機械のようだと思ってきたけど、提督だって、一人の人間だったのだ。 もう今の提督に警戒心と疑心は、ない。 だから私は、こんな事まで聞いてしまう。 「提督は、私の事……嫌いですか」 「……嫌いだなんて言った事はない筈だぞ」 「はっきりしてください」 「嫌いだったらこんな事を喋ったりしない」 「もっと」 「山城の事は嫌いじゃない」 あの晩、不幸、だと思ったのは私の早とちりだったか。 嫌われていない。 それだけでも私は随分と救われた気持ちになっていた。 それなのに。 「寧ろ、こう優しくしてくれる山城は好きな方だよ」 ――反則だわ―― そんな科白、姉以外に囁かれた事はなかった。 ここまで言えとまでは言っていないつもりだった私は、冷たい潮風が吹くにも関わらず体を、特に顔を熱くさせる。 じんわりと胸の中を何かが満たしてゆく。 この気持ちは何だろう。 ああ、そうだ。 きっと、姉だけだと思っていたら、提督も私の味方だった事が分かって嬉しいのだ。 私は、今一度腰を静かにずらす。 ぴったりと、私の体が提督にくっついた。 「山城?」 「提督って、似てますよね。私と……」 「そうか?」 「はい。ですから、今度またここに来る時は、私も誘ってくれませんか」 「……山城が迷惑じゃないならな」 こっちからお願いしているのに、そんな気遣いまでしてくれる提督と黄昏る事が、迷惑なわけがない。 こてん、と提督の肩に私の頭を預けても、何も言わないでくれる提督と一緒にいて、迷惑なわけがない。 提督から伝わる熱が私の心を穏やかにしてくれて、私は目を閉じた。 端から見れば幸せでも何でもないだろうけど、憩いの場を一つ見つけた私は、確かに小さな幸福を感じていた。 この幸福を存分に味わいたい。 暫くそうしているとその思いが強まり、私は提督に囁く。 「提督」 「どうした」 「私が言った三つ目のお願い、覚えてますか」 「……覚えてるよ」 「今ここで、それをしようと思うんですけど」 「……お前、自分が今どこで何を言ってるのか分かってるのか」 分かっている。 でも、今提督が欲しくなったのだから仕方が無い。 思えば、私がここで提督を見つけた時からこうなる運命だったのだろう。 煙草の火のように、静かながらも確かに燃え始めた情欲を、私は抑えようとは思わない。 「提督が嫌いなら、諦めます」 「……何度も言わせるなよ。嫌いじゃない、って」 提督はどういうわけか、このお願いも本気で受け入れてくれるみたいだった。 夜這いを仕掛けたあの時と比べると、対応がまるで正反対だ。 「どうしたんですか、本当に。あの時はあんなに怒ったのに」 「あの時のお前はやりたくてやっているようには見えなかった。だから止めたんだよ。 こうする事が自分の幸せだときっぱり言うなら、私は受け入れる。山城の好きにするといい」 それは心なしか、提督自身にも言い聞かせているように聞こえた。 それなら、と、私は席を立って提督の前に立ち、跪く。 私は拒絶する余地を残すつもりで、両手でやんわりと提督の足を開かせた。 提督は宣言通り全く抵抗せず、嫌な顔もせず私を真顔で見下ろす。 私は恐る恐るズボンのファスナーをつまみ、ゆっくりと下ろしていった。 その穴に手を入れ、下着の中を探って取り出した。 提督の砲は最初小さいままで、ちょっと可愛い。 だけど、それは手を添えて観察しているだけで、すぐに私を威嚇するように戦闘態勢に入っていった。 「提督、興奮してるんですか?」 「見れば分かるだろ」 口は素っ気ないけど、そこは正直みたい。 こんな私でも興奮するんだ。 ないと思っていただけに反動は大きく、意外だし嬉しい。 何本も血筋を浮かべて大きくなったそれは、 潮風で冷やされた手で握ってみると、手が温められるほど確かに熱かった。 私はそれを熱く見つめながら握った手を上下に動かす。 「っ、っ……」 提督が息を詰まらす音が聞こえる。 浮いた血筋の手触りを感じながら、砲身を観察する。 私の扱う無機質な砲とは違い、生きたそれはどういう構造をしているのか、時折びくっと震える。 「はぁ……、はぁ……」 私の少し荒くなってきた息が、それに当たるのがこそばゆいらしい。 小さくて可愛いとは思ったが、大きくなっても可愛いままだった。 これは、優しく愛でてあげないといけない。 私はそう悟り、顔を近付ける。 濃い提督の臭いが一杯に鼻を満たすが、不快には感じなかった。 感じた事のない独特の臭いだけど、癖になりそう……。 「はぁ……、んむ」 くにゅ、と唇を砲身に押し付ける。 あ、また震えたわ。 これだけでも物怖じするなんて、提督じゃないみたい。 「ん、んん、んぅ……、えぅ、ちろ、ちろ、ぺろ……」 「っ、く……」 堪らなくなって舌を這わせてあげるでも、提督はやや強く息を吐き出す。 なんだ。あの晩は強気で押し退けておいて、実は経験多くないじゃない。 「うぅ、えぅー……、ぺろ、……はぁ」 でも、私はまず経験が全くない。 だからこれくらいしかできない。これより先のことは知らない。 舌を離し、目を動かして提督の顔を見上げる。 ……眉間に皺を寄せて口を結ぶとは、苦しそう。 「提督。私、この後どうしたらいいか分かりません。教えて下さい……」 「唾液を多くしてから、咥えてくれ」 提督は迷わず開き直ったようにそう答えた。 提督の断らせる気力は完全に奪う事に成功しているようだ。 一方こちらも準備は出来ている。 とっくに沢山出ている唾液を舌に乗せ、再度それの腹を砲身の先端に押し付ける。 口も小さく開いて先端を包み込み、歯を立てないように気を付けながら、ずるりと呑み込んだ。 「ぁ、むぅっ……」 「うっ……。舌を動かしたり、頭を上下に動かしてみろ……」 「っ……」 ほんの少しだけ顎を引くことで了承の意を伝える。 舌をどう動かすのかを具体的に教えて欲しかったけど、そこまでの不満を漏らすのは無粋だろう。 試されているということにしておいて、私は言われた通りにしようとする。 と言っても、口の中を埋め尽くさんとばかりに砲身は熱膨張を起こしていて、 舌を満足に動かせるほど口の中にスペースは残されていない。 硬い砲身を無理矢理押し退けるように舌を動かす。 「……んぐ、おぇ、んちゅ、えぅ、ちゅる……、んう」 「おっ……、く……」 提督は呻くのを堪えている。 経験ない私だし、堪えるのは簡単よね……。 「ちゅる、んむぅ、はぁ……、んく、じゅる、はぁ、……」 鼻からでなく、わざわざ口に隙間を作らないと呼吸もままならない。 たどたどしいのは自分でも分かっているけど、それでも精一杯に舌を動かす。 巻きつけようとする私の舌が提督の砲身を更に熱くしているのか、あるいはその逆なのかも分からない。 咥えて舐め回すままに、提督を見上げる。 「う、はあっ……」 負けないくらい熱っぽい吐息を提督は抑えられていない。 なんだ。これでは提督も経験が全くないみたいじゃないか。 やっぱり、提督は私と似ている。 楽しくなってきた私は、行為をエスカレートさせた。 「ん……ちゅ……、ん、んっ、んっ、ふっ」 「く、うっ、あっ」 言われた通り、頭を上下に動かしてみる。 口の壁で砲身を擦る。 歯が当たらないように気を付けるのに精一杯で、あまり大きく上下させることはできない。 小刻みながらもそれなりのスピードはつける。 「う、うああっ、やま、しろっ。すぐ、出ちまっ……」 出る? 何が? 脳内演習どころか予習さえしていない私は、どこから何が出てくるのか皆無検討がつかない。 まずそれは出てはいけない物なのかすらも。 しかし今更撤退する選択など、今の私にはあり得ない事だった。 単純な動きのままどこを目指しているかも分からず突き詰めて行く 「ふっ、んむ、んっ、んんっ、ぅ、んぐっ!? んんっ、んんぅぅぅぅ……!!」 すると、突然何かが私の口の中を染め上げた。 じわあ、と熱い液体が広がっていく。 ――不味っ!? 何、これ―― 味覚が新しい感覚を図鑑に登録しようと、頭にそれを送ってきた。 苦いような、臭いような、一言でひっくるめるなら不味いとしか表現できない直撃弾を喰らった。 提督の砲身を咥えるどころではなくなった私は、 こんな時でも最後まで歯を立てまいと砲を解放するのに時間をかける。 ……まさかとは思うが、本当にここから出てきたの? 口を離すと、提督の砲身の先端にある小さな裂け目と私の唇が白い何かで結ばれていた。 それは一瞬の事で、重力に負け切れてしまったので未だに口の中身の正体を確かめられない。 この口の中に残ったもの、どうしよう。 「はあっ……。……や、山城?」 「……! ……ん、んん、ぅ、くっ、んぐっ、こく……っ! げほっ!?」 ――不幸だわ―― 口の中に入った以上、飲むしかない。 少なくとも人間の体から出た物であるから、毒ではないはず。 覚悟を決めて体内に納める事で事を収めようとしたけど、 それは不味いだけでなく物凄い粘度で、少し飲み込んでから盛大に器官を犯されてしまった。 みっともなく私は提督の足の間で咳き込む。 よく考えてみれば、最初から私の目的はこれにあった。 提督が出してくれる液体Xを取り入れる事こそ近代化改装の裏の手順であるはずだ、と。 今出来る限界まで近代化改装を終えていた私は、これを行えば更に強化できる。 なのに、私の口から灰色の地面に向かって白い何かが吐き出された。 ああ、勿体無い。 限界を超えようと無茶したのに、なんてこと。ふふ、ふふふふ……。 「山城。誰も飲めなんて言ってないんだぞ」 別に誰から言われてやっているわけじゃない。 自分のためだ。 でも自分に跳ね返ってきたこの苦痛に、私は未だもがき、涙ぐむ。 すると、私の背中に何やら擦るような感触が。 いつまで経っても咳き込み続ける私を見かねてか、提督が手で撫でてくれていた。 こんな事をしたって体の拒絶反応は収まらないけど、精神的には苦痛から大きく逃れる事ができていた。 私の体の怒りが鎮まってくれるまで、提督は優しく温かい手付きで背中を撫でて待ってくれた。 「けほっ……はあ……。て、提督、次は……?」 「いや、夜戦はこれで終わりだよ。よく頑張った」 体の津波が去ると、提督が今度はやんわりと笑って頭を撫でてくれる。 その言動はどう見ても私を子供扱いしていたのが分かったけど、 反論する気も起きず提督のあやしに甘んじる私は子供よね、と思った。 というか、大人か子供かなんてどうでもよかった。 安心感を覚えさせる提督の細くないこの掌でこう撫でられる事は、 私にとっては確かに小さくも大きな幸せだと感じていたから。 「こんな時間なのに付き合ってくれて、悪かったな。もう戻ろう」 提督は下腹部の乱れを整えてから、愛想ない口調に戻してそんな事を言う。 私は、本当にこれで終わりなのだろうか、と釈然としない疑問を馳せながらも素直に提督に従った。 火照った体を、涼しいくらいの潮風が撫でてくれていた。 これが気に入ったら……\(`・ω・´)ゞビシッ!! と/